円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(8) 旧沼田家武家住宅

松島海岸駅から仙台駅に出て、東北新幹線で一ノ関にやってきました。
んー、駅前、あまりなにもありません(^^;)

ここでレンタカーを借りる予定なのですが、時間まで少し余裕があって、
徒歩圏で何か見学できるところ…
と、やってきたのは、旧沼田家武家住宅。

旧沼田家武家住宅2


旧沼田家武家住宅は江戸時代後期に一関藩家老職を勤めた沼田家の旧宅です。

旧沼田家武家住宅1


18世紀の初めから中頃の創建とされ、約300年の歴史があります。
全面解体による修繕工事で創建当初に近い形に復元、平成15年に公開されました。

ガイドさんがいらして、いろいろとお話を伺うことができました。

旧沼田家武家住宅の一番の特色は、土間があることだそう。

旧沼田家武家住宅7


農民住宅の土間が武家屋敷にあるのは極めて珍しいということです。
身分によって出入りする入口が違ったようです。

旧沼田家武家住宅6


囲炉裏の脇の籠は何を入れる物かというと…子供(^◇^)

茅葺き屋根が二重になっており、外側は化粧なんだそうです。

旧沼田家武家住宅3


長押に槍、家紋入りの釘隠し。

旧沼田家武家住宅4


上座敷

旧沼田家武家住宅5


最も驚くべきは、平成時代に入ってもなお、このお屋敷で小児科の医院が
開業されていたというお話(゚д゚)!

台所の囲炉裏の上では燻製を作ってたんですね。

旧沼田家武家住宅9


昔のお屋敷にはいろんな工夫があったのですね。

資料の展示も。

旧沼田家武家住宅8



旧沼田家武家住宅10


ちょっとした時間潰しで訪れたつもりでしたが、とんでもない、
とても良い勉強になりました。

一ノ関駅に戻り、レンタカーを借りました。

一ノ関 レンタカー


ここから30キロほど離れた、奥州市水沢にある薬師堂温泉に向かいます。
と、いっても、何の土地勘もない我々…。
もぐぱぱは武家住宅で、ガイドさんに道を尋ねていました(笑)。
もぐぱぱは東北自動車道で行くつもりだったようですが、ガイドさん、
「そんな必要はないです。国道4号で行っても何十分も変わらないですよ。」

実際下道を走ってみると、市街地を抜けると信号ない、車ない(笑)。
都会の感覚が抜け切れていない我々なのでした(^◇^)
かつてこのあたりの合宿自動車学校に通っていたもぐ娘、
ここ車で走った、とか、レンタサイクルで走った、とか、懐かしんでいたもよう(^^)

無事、薬師堂温泉に到着。



この地はお薬師様を祀ったお堂があったことから、古来より薬師堂と呼ばれているそうです。

薬師堂温泉2


お部屋は質素なんですが、露天風呂の温泉が、とにかく最高でした。

もぐぱぱ「露天風呂でちょっと体が浮かなかった?」
もぐまま「そうなのよ。露天風呂が気持ちよくて、くつろごうと思って、お尻を前にずらしたら、
体がふわっと浮いてバランス崩して、あわわわ、ってなったわ」(^^;)
もぐ娘「廊下に泉質が掲示してあったよ。」

薬師堂温泉3


薬師堂の露天風呂は「化石海水?!の湯」とかで、塩分をはじめ種々の成分がとても濃いようです。
(上の薬師堂温泉の由来の案内にも、強食塩泉と書いてあります。)

-----
朝食

薬師堂温泉1


地元のおばさまが用意してくださる朝夕の食事がボリュームたっぷりでした。

ロビーのお薬師様に見送られてレンタカーで出発です。

薬師堂温泉2


(8月27日)


にほんブログ村に参加しています。
今日の記事がおもしろかったら、ぽちっとお願いいたします。
励みになります。ありがとうございます!

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 鎌倉情報へ
にほんブログ村

関連記事

テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行


円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(7) 瑞巌寺・五大堂

松島の瑞巌寺、円通院と参拝して、また港に戻ってきました。

松島


あの遊覧船で松島クルーズもしたいけれど、時間が足りません。
(お寺の拝観時間が長すぎるから

港から見えている、瑞巌寺の境外仏堂の五大堂へ。

瑞巌寺五大堂1


すかし橋

瑞巌寺五大堂2


もとは、2枚の縦板がなく、隙間が5寸(15センチ)の梯子状だったそう

瑞巌寺五大堂 すかし橋


五大堂への参詣にあたり、心身の乱れがないよう、足元をよく見て、気を引き締めるための
配慮だったとか。

五大堂に渡りました。

瑞巌寺五大堂3


五大堂は、大同2年(807)坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まり
といいます。

瑞巌寺五大堂4


その後、慈覚大師円仁が延福寺(瑞巌寺の前身)を創建した際に仏堂を建立し、
不動明王を中央に、東方降三世明王、西方大威徳明王、南方軍荼利明王、
北方金剛夜叉明王の五大明王像(平安時代中期・国重文)を安置し、
五大堂と呼ばれるようになりました。

関西人のもぐままは、関西のどこに行っても弘法大師ゆかりの地に出くわしていたのですが、
東北では天台座主第三世の慈覚大師が圧倒的なブランドなんですね。

現在のお堂は慶長9年(1604)、伊達政宗が瑞巌寺の再興に先立って再建しました。
東北地方最古の桃山建築で、国の重要文化財に指定されています。

「五太堂」の額

瑞巌寺五大堂5


正しくは「大」なのですが、「太」となったのは、揮毫をした105世天嶺の
筆の遊びと言われています。

ご本尊の五大明王像は33年に1回ご開帳される秘仏です。
次回のご開帳は2039年の予定です。
20年後もお寺巡りできていたら幸せな余生ですわ(^◇^)

軒まわりの蟇股には、方位に従って十二支の彫刻が配置されます。

瑞巌寺五大堂7


「御朱印は瑞巌寺本坊で」、ということで、戻っている時間もないので諦めました。

松島海岸レストハウスに戻って荷物をピックアップし、JR仙石線の松島海岸駅に
向かいました。


(8月27日参拝)


にほんブログ村に参加しています。
今日の記事がおもしろかったら、ぽちっとお願いいたします。
励みになります。ありがとうございます!

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 鎌倉情報へ
にほんブログ村

関連記事

テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行


プロフィール

もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
ツイッターはこちらから。
*追いかけ更新をしている時がございます。ご了承くださいませ。
*画像の個人利用はご自由に♪転載の場合はお声掛けください。

カレンダー
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
カテゴリ
最新記事
円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(8) 旧沼田家武家住宅 2019/09/19
円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(7) 瑞巌寺・五大堂 2019/09/18
円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(6) 松島・円通院 2019/09/13
円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(5) 松島・瑞巌寺 2019/09/11
円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(4) 立石寺・五大堂 2019/09/09
円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(3) 立石寺・奥の院 2019/09/07
最新コメント
検索フォーム
お探しのお寺などの名称を入力してください
Twitter
にほんブログ村
ご訪問ありがとうございます。当ブログは以下のカテゴリーに参加しています。1日1回どちらかのバナークリックが有効です。応援クリックが励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 旅行ブログ 遍路(・巡礼)へ にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 鎌倉情報へ

月別アーカイブ
鎌倉情報・巡礼情報リンク
OKADOさん、リスペクトです!
お勧めガイドブック

頼りになる地図はこれ!


鎌倉三十三観音巡り<改訂版>


歴史とルートをもっと詳しく

「御朱印」で検索
いらっしゃいませ
あなたは

人目のお客様です

ブロとも一覧

東京ぶらぶらり

御朱印もとめて鎌倉散歩

行った気分で京都。 そうだ、鎌倉あたりにしとこう。

よくろべ(じじまる)のお寺さん巡り
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QR