坂東三十三観音霊場デビュー!

今日日曜日もお出掛けしないともったいないほどの陽気。
鎌倉観音巡りの続きをしたいところでしたが
もぐ娘はどうも朝から出かけるのが苦手らしい。
鎌倉観音巡りを無理強いするのもどうかと思い、少し思案。

いえね、実は、過日、江ノ電の鎌倉駅で
こんな冊子をいただきました。

坂東三十三観音巡り1


電車で行く「坂東三十三観音巡り」
午歳特別結縁冊子
「平成二十六年は十二年に一度の特別な年、観音様に会いに行こう」

馬が観音様の眷属(けんぞく)とのことで、
午の年は観音霊場にとって特別な年のようです。

観音巡礼の慣習は、平安時代に西国で始まったものですが
源頼朝が熱心な観音信者であり、源実朝もまた
観音信仰を行ったことから、実朝が西国を模範として
坂東において札所を制定したと伝えられているそうです。

たまたまこの冊子を手にしたこと、そして今年は坂東三十三観音巡礼にとって
特別開帳や特別行事など特別な年・・・
とくれば、もぐまま、じっとしていられなくなりました(*^_^*)

坂東は首都圏の1都6県に点在しており
札所の地図を見たところ、車で行くほうが便利なところもあるようで。
うーん、これは車を運転するあの人を巻き込むしかあるまい( ̄ー ̄)ニヤリ

坂東三十三観音巡り2

(画像は坂東三十三観音 公式サイトからお借りしました。)

冊子をちらりと見たもぐぱぱ。
「西国よりもむしろこっちのほうが回り易いんじゃない?」

言いましたね( ´,_ゝ`)

「今日、いい天気だよね~♪
鎌倉、行かない?」

「まあ、行ってもいいけど・・・。」

もぐぱぱさんを坂東に絡めて巡礼を始めることを
決定いたしました♪~ <( ̄ε ̄)>

西国三十三箇所(デビュー済み)、坂東三十三箇所、
そして、秩父三十四箇所を合わせて日本百観音といわれているのですが
わたくし、もぐまま、心の中でめらめらと野望が目覚めたのでございます( ̄ー ̄)

本日、坂東にデビューいたしました!
第一番札所は鎌倉の杉本寺です。


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杉本寺は茅葺き屋根の葺き替え中 坂東観音第1番

坂東三十三観音の第一番札所として杉本寺を訪れました。
杉本寺は鎌倉最古のお寺といわれています。
2013年1月に鎌倉三十三観音の第1番札所として来た時
真冬とあって、有名な苔の階段が枯れている状態で
青々とした苔の階段を楽しみにしていたんですよね。

杉本寺の前までやってきて、ありゃりゃ?

杉本寺1


工事の資材のようなものが置いてあって、何やら工事中の模様。
昨年2013年10月から、本堂の茅葺き屋根の葺き替え工事をされていたんですね。

資材の搬入のため、階段はこの通り、分離されております。

杉本寺2


仁王門の運慶作と伝わる金剛力士像(仁王様)は健在でした。
(今回は少し違うアングルで。)

杉本寺4 杉本寺5 杉本寺3


苔の階段は、資材を引き上げる木の板のスロープを設置してあり
階段は見えません。

杉本寺6


残念ですが、いつまでも保存状態の良い杉本寺であって欲しいので
しばらくの我慢ですね。
無事に茅葺き工事が終わることをお祈りします。

本堂もこんな感じでシートで覆われています。

杉本寺7


しかししかし、杉本寺の素晴らしい仏像群は、いつ来ても変わりなく
秘仏でご本尊の内陣奥に安置されている三体の十一面観音、
ありがたいお姿を間近で見られる仏像
(頼朝が寄進したといわれる御前立十一面観音、二体の地蔵菩薩、
撫で仏のおびんづる様、毘沙門天王、不動明王、観音三十三身)は
いずれも圧倒的な迫力と美しさがあるんです。

そして今年、午年の行事として、暗くて遠くてお姿が見えにくい
秘仏の十一面観音像の指先とお手綱がつながっていて
観音様とご縁を結べるんですね。
ちょっと感動しました。
(もぐぱぱもこちらの仏様の神秘性に驚いたことだろう。)

もぐままはもちろん坂東の御朱印帳をいただきました。
もぐぱぱさんにもお勧めしたのだけれどいらないんだって。
でも納経札だけは納めてました(*^_^*)

以前から欲しかった般若心経が織り込まれた御朱印帳
かっこいい!(←みうらじゅん風)

坂東御朱印帳


御朱印、いただきました。

坂東第一番
かまくら 杉本寺
十一面大悲殿
「午歳結縁」の印と「発願」の印!

坂東第一番杉本寺


境内の五輪塔群とお地蔵様

杉本寺7


本堂の左手に脇道があり、少し上れるのですが
杉本寺の裏山には昔杉本城があったそうです。
行き止まりで私有地になっているのですが
その途中の眺めがなかなかよく
杉本寺から富士山が見えるのですね。

杉本寺8


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泉鏡花ゆかりのお寺 坂東観音第2番 岩殿寺

もぐまま、ちょっと失敗しました。
坂東三十三観音の1番札所杉本寺から、2番札所の岩殿寺(がんでんじ)に行くのに
平成巡礼道(衣張山ハイキングコース)の山越えコースを
歩くのだとばかり思っていました。

衣張山までは行ったことがなく、地図で見るしかなかったんですが
経験上、鎌倉の山中は悪路がある、
ほぼ真南に歩くだけですが、高低差がわからない、
衣張山ハイキングコースの終わりの地点、名越(なごえ)の切通しで
もぐぱぱとふたりして道に迷ったトラウマがある(汗)、
などの理由からあまり歩きたくなかったんですよね。
見ていた地図が、衣張山ハイキングコースで切れていたのもアンラッキー。

お弁当を持っていなくて、金沢街道付近ではお食事処が少なく
(あっても少々お高い、あるいは行列ができていた)
お昼を食べるのに鎌倉駅に戻ることを考えたのでした。
時間的な余裕もあまりなかったので、結局は鎌倉駅に戻り、
横須賀線を一駅乗り、逗子駅へ出て、そこからまたバスに乗って
岩殿寺に行きました。
(結果的に無事にお参りできたのでよかったんですが。)

おうちに戻って、ブログを書きながら復習していたら、
旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)からその先、南へ進める道があり
そこを通ると鎌倉逗子ハイランドに出て、岩殿寺方面に抜けられる。
杉本寺でいただいた巡礼地図を見ると、やはり衣張山ハイキングコースではなく、
ハイランド入口バス停近くまでの道路を歩き、そしてまたハイランドへ向かう道路を歩き
(車には注意しなくてはいけないものの)道路を歩いて岩殿寺へ出る道が紹介されていました。
もっとしっかり下調べをして、お弁当を持っていたら、歩けていましたね^_^;

まあ、初めて訪れるところはハプニングがつきものです。
いずれまた同様のコースを辿ることがあるなら、
よりよいプラン作りができると思います。

では坂東第二番札所の岩殿寺です。

JR逗子駅から、京急バスに乗り、久木(ひさぎ)三丁目で降りました。
一度地元のかたに道を確認したのですが、所々に岩殿寺への案内板が出ています。

着きました。

坂東三十三観音 第二番札所 岩殿寺

岩殿寺1


南無観世音菩薩というそれぞれの赤い奉納旗の足元には
三十三霊場の札所の御詠歌が刻まれた石碑があります。

岩殿寺2


山門

岩殿寺3


奥には急な石段が見えています。

山門の脇にある泉鏡花の句碑

岩殿寺4


「普門品 ひねもす 雨の桜かな」

「普門品」(ふもんぼん)とは観音経のことなんですね。

泉鏡花は逗子に居を構えていた間、岩殿寺の住職との交流により
不安定な精神が癒され、岩殿寺を舞台にした「春昼」が生まれたということです。

岩殿寺(岩殿観音) 本堂

岩殿寺5


本堂前のお地蔵さまと慈母観音・慈父観音

岩殿寺7   岩殿寺6


時間もあまりなかったので
先に御朱印をお願いして、書いていただいている間に
観音堂へお参りに行くことにしました。

利生堂(りしょうどう)(八角堂)
本尊 幸福十一面観音菩薩
脇侍 久遠(くおん)聖(しょう)観音菩薩

岩殿寺8


百余段の石段

岩殿寺9


関東百八地蔵八九番札所
子育地蔵尊

岩殿寺10


関東百八地蔵八九番札所
爪掘地蔵尊

岩殿寺11


弘法大師が爪で彫ったと伝わるお地蔵様で
爪の病に悩む人がお参りするそうです。

階段を上がると海が見えます。

岩殿寺12


観音堂

岩殿寺13


徳川家康が修復したと伝わる観音堂。
秘仏十一面観音菩薩立像が安置されています。

この裏手に奥の院があり、岩窟内に養老5年(721年)、
行基が作ったと伝わる80センチ余りの十一面観音の石造が安置されています。

奥の院岩殿観音

岩殿寺14


残念ながら、落石の恐れがあるようで立入禁止になっており、
近くで拝観することはできませんでした。
「岩殿(いわど)観音」と呼ばれる御本尊で、岩殿(いわどの)観音の命名の
起こりとなったようです。

稲荷明神社、猿田彦神社

岩殿寺15


熊野権現社

岩殿寺16


弁財天と蛇や蔵

岩殿寺17 岩殿寺18


熊野那智大社には行ってきたので、熊野権現には少し親しみを感じます。
熊野権現社の手前は池になっており
泉鏡花が寄進した「鏡花の池」です。

寺伝によれば、奈良時代、大和・長谷寺を開いた徳道上人が下向の折、
この地で会った熊野権現の化身であるという老翁から霊洞のあることを教えられ、
老翁の願いを聞いて祠を建てました。
その数年後、行基が訪れて、十一面観音を作り、霊洞に安置したのが
岩殿寺の開創由来だそうです。

ガイドブックによると、熊野権現社の脇道から裏山をぐるりと一周できる散策路がある、
と書いてあるんですが、行けたように思わなかったんですよね。
写真で確認してみましたら、立入禁止と書かれた「パイロン」が置いてありました。
どうりで、瑞光亭という伊豆大島まで見えるという眺めのよい東屋が
見つからなかったはずです。

御朱印ができていました。

坂東第二番
海雲山 岩殿寺
大悲殿
午歳結縁

岩殿寺19


道が危険であったり、建造物が老朽化したりなど、寺社の事情で、立ち入れなく
なっているところって、たまにあるんですよね。
杉本寺も改修工事中でしたしね。
あらゆる物事はいつまでも同じではないんだな、って思います。
「諸行無常」を実感します。

もぐまま、最近思うのは、行けたのに行かなかった、
やれたのにやらなかった、と時間が経ってから後悔するのが
人生にとって一番よろしくないことなんじゃないか、と。

また、例えば、観音巡りにおいて、もちろん満願できればいいですが、
いつ自分の身に何事か起こって、途中で断念せざるを得なくなるかわかりません。
でも、大切なのは満願することではなく、途中のプロセスをいかに満足のいくものに
するかだと思います。
ある人は、巡礼道をすべて歩くことが目的で、御朱印はスタンプラリーのようなものだと
おっしゃいます。
また、もぐままは、巡礼にいろいろな交通手段を使っても
お寺でゆったりとした時間を過ごし、観音さまとご縁を結ぶことを楽しみにしています。
またそれを記録に残したいと思っています。
人それぞれで楽しみ方や満足感が違います。
でもそれでいいのです。
自分は何を目的としているのか、それを達成できているかが問題なのです。

まあ、そんなことを考えつつ、巡礼の旅をしています。
これで坂東デビューの一日は終わりです。


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プロフィール

もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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