鎌倉市街を望む建長寺・奥の院(半僧坊) 鎌倉地蔵尊第11番 勝上献地蔵尊

虫塚(記事)から建長寺の奥の院の半僧坊(はんそうぼう)を目指します。

前後しますが、建長寺の総門のところにある受付には・・・

建長寺 受付


『建長寺 奥之院 半僧坊 整備完了 相模灘一望 歩いて十分 お参りください』
ってあったんですが・・・。

「10分」ですよね。
10分で行けるかな?歩いて・・・。
かなりの健脚のかたが、わき目もふらず歩いて、石段もスタスタ上がれれば、
行けるのかもしれないですが^^;

虫塚から先、いくつかの鳥居と石段が見えます。

建長寺 半僧坊1


やぐらに紫陽花・・・

建長寺 半僧坊2


かえるさんの置物があったりして・・・

建長寺 半僧坊3


鎌倉らしさを楽しめる快適な参道です。

ところが・・・

建長寺 半僧坊4


石段が始まると、ぐぬぬぬ・・・苦しい・・・。

奉納旗に、寄進された石塔や石碑が所狭しと並んでおり・・・

建長寺 半僧坊5


目には退屈はしないのですが・・・。

おお、来ました、来ました、烏天狗の大集団です!

建長寺 半僧坊6


ここ、壮観なんですよね。

建長寺 半僧坊7


烏天狗は半僧坊大権現の修行を助けたんだそうです。

建長寺 半僧坊8


ひぇ~、最後の階段・・・

建長寺 半僧坊9


キツイ!(>_<)

どや~、ってかんじでお迎えくださり・・・(^◇^)

建長寺 半僧坊10


半僧坊大権現に到着です(ハアハア)。
関連記事:大勢の烏天狗がお出迎え 建長寺 半僧坊 (2014-04-08)

建長寺 半僧坊12


お参りなんですが、もぐ娘が、お社の脇の茂みを指さして
「アライグマ!」
「え、どこどこ?」
いたんですが、恐らくタヌキでしょう(笑)。すぐに姿を消してしまいましたが、
かわいらしい顔をしていました。
発見したのはもぐ娘ですが、
どうもねぇ、もぐまま、神聖な場所に入ると何か「出る」んですよね。
(見てはいけないモノとかじゃないです。トカゲ、ヘビ、カエルなど。)
タヌキは初めてでした。

半僧坊大権現は建長寺の鎮守で、明治23年(1890)第235世住職
霄貫道(おおぞらかんどう)が静岡県奥山方広寺(HP)より勧請したものです。
毎年正月、5月、9月に大祭祈祷会が行われているそうです。

心拍数が上がっただけのことはあります。
素晴らしい光景が広がります。

建長寺 半僧坊11


半僧坊大権現のお堂からもう少し行ったところに
鎌倉二十四地蔵尊第十一番札所、建長寺勝上献(しょうじょうけん)地蔵尊
(もしくは、勝上嶽(しょうじょうがたけ)地蔵尊)があります。

お参りします。

建長寺 半僧坊13


前回来た時は扉が開いていて、お地蔵様を拝見できたと思うのですが、
今回は扉は閉まっていました。

お地蔵様のお堂から。

建長寺 半僧坊14


半僧坊の寺務所(御朱印所)が絶壁にあるかんじです。
天園ハイキングコースを歩いてきて、半僧坊を経由して建長寺へ下るかたは
こちらの寺務所で建長寺の入山料(500円になりました)を納めてくださいね。

御朱印をいただきました。

建長寺 勝上献地蔵尊 御朱印


半僧坊大権現の御朱印もあります。

では地蔵堂の前を通って、勝上献展望台に上がりますよ!

建長寺 半僧坊15


ここの石段を歩くのは初めて。

関連記事:覚園寺から鎌倉アルプスを歩く
↑前に、もぐぱぱと天園ハイキングコースを歩いて、勝上献展望台まで来て、
建長寺境内(半僧坊)には入らずに引き返したのでした。

しかし、この石段が半僧坊への石段よりなお一層酷くて、
垂直にぐんぐん登っていくようです。
息が切れて仕方なかったです(*´Д`)=з

来ました!勝上献展望台!
(「献」は正しくは「巘」で、環境により文字化けするかもしれません。)
ふぅ、やっぱり下から上がってくるとものすごくキツイです(汗)。

建長寺 半僧坊17


海抜145.1mの鎌倉市街の眺望です!

建長寺境内も見渡せます。

建長寺 半僧坊16


冬場の晴天など条件が良いと、右手に富士山が見えるはずです。
さて、この後は、天園ハイキングコースに出て、明月院を目指します。


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建長寺にデスノートの死神が?! 鎌倉地蔵尊第9、10番 建長寺

と、しょーげき的なタイトルをつけてみたのですが(´~`ヾ)
あっ、って思われるかた、あるでしょうかね^^;
お祀りされている仏像・・・とかではないんですよ。
どんなところに『デスノート』に出てくる「死神」がいるのか、
ちょっと推理しながらお読みくださいね(*^_^*)

そして今回、鎌倉三十三観音巡礼が久々なのですが、
鎌倉二十四地蔵尊も同時に巡礼するつもりです。


三門(重文)

建長寺 三門


安永4年(1775)の再建。別名「狸の三門」だそうで、
三門再建の折、寺で育てられた古狸が恩義に報いようと僧侶に姿を変えて
托鉢をして回り、浄財を募って建立された、という言い伝えがあるそうです。

楼上には釈迦如来坐像や五百羅漢像(非公開)などが安置され、
その下を通ることにより、心が清浄になるよう祈念されています。

三門 扁額

建長寺 三門 扁額


後深草天皇の宸筆と伝わります。

三門下にいらっしゃる「おびんずるさま」

建長寺 三門 おびんずるさま


賓頭盧(びんずる)尊者はお釈迦様の弟子、十六羅漢の筆頭で、
特別の神通力を持っていたといいます。
「おびんずるさま」は、自分の痛いところをさすると治してくださる撫で仏で、
あちこちのお寺で、「てかてか」になっていらっしゃいます(*^_^*)

鐘楼

建長寺 梵鐘1


梵鐘(国宝)

建長寺 梵鐘2


建長7年(1255)鋳造。平安時代の古式を踏襲した、建長寺創建当初のものです。
開山の大覚禅師(蘭渓道隆・らんけいどうりゅう)による「建長禅寺」の銘文が
浮彫りにされています。重さ2.7トン。

西来(せいらい)庵(専門道場、昭堂、開山堂など)

建長寺 西来庵


大覚禅師の塔所(たっしょ)です。
門(嵩山門・すうざんもん)は開いていましたが、修行道場のため非公開です。

仏殿前の柏槇(ビャクシン)(国名勝史跡)

建長寺 ビャクシン1


大覚禅師のお手植えと伝わる、創建当初からの樹齢760年の古木、7本。

建長寺 ビャクシン2


仏殿(重文)

建長寺 仏殿1


正保4年(1647)東京・芝の増上寺より徳川二代将軍秀忠の夫人で小督(おごう)の方(江)
(崇源院・すうげんいん)の霊屋を移築したものです。

仏殿前の鋳物の灯籠

建長寺 仏殿2


北条氏のミツウロコの家紋が入り、堂々とした風格がありますね。

仏殿にお参りします。

建長寺 仏殿3


堂内やパンフレットに撮影禁止の案内はないので、マナーを守れば(三脚、一脚は禁止)
写真可のようです。

瑞鳥(ずいちょう)を描いた格天井に、座高239.5cm、蓮華座を入れると479.5cmもある
巨大な地蔵菩薩坐像!
息を飲むようであります!
そして注目すべきは、鎌倉時代後期以降に鎌倉地方を中心に流行した
宋風の「法衣垂下」(ほうえすいか)。
衣の「ひらひら」を垂らしたような様式が、なお一層このお地蔵様を気高く、
お優しく、エレガントに見せています。

堂内には様々な仏像もお祀りされています。

建長寺 仏殿5



建長寺 仏殿6


伽藍神(がらんじん・寺院の土地・建物を守護する神)

建長寺 仏殿4


ところで、この大きなお地蔵さまが建長寺の御本尊で、
鎌倉地蔵尊札所のお地蔵様はというと・・・。

第九番が建長寺 伽藍陀山 心平地蔵尊、
第十番が建長寺 済田地蔵尊ということなんですが。

第十一番は建長寺の奥の院、半僧坊の勝上献(しょうじょうけん)地蔵尊で
後ほど参拝します。

建長寺は元々地獄谷と呼ばれた処刑場で、伽藍陀山(きゃらださん)
心平寺(しんぺいじ)というお寺がありました。
建長寺創建の時、地蔵堂だけ残っており、巨袋坂(小袋坂)に移し、
同じく伽藍陀山心平寺と称しました。
この地蔵堂は巨袋坂新道開通の際、横浜三溪園(三渓園)に移されました。
関連記事:横浜 三溪園

地蔵堂は三溪園で天授院と呼ばれています。

三溪園 天授院(旧心平寺地蔵堂・重文)

三溪園 天授院


昭和39年の解体修理で慶安4年(1651)の建立とわかりました。

心平寺本尊の地蔵菩薩坐像は、建長寺仏殿内脇檀に、千体地蔵尊に囲まれて
安置されているとのことなんですが、画像では、千体地蔵の中に
錫杖(しゃくじょう)のようなものが見えているのがそうでしょうか。

また、「済田地蔵」は、済田左衛門という武士が髻(もとどり)の中に入れていた小像で、
罪を得た左衛門が処刑される際、左衛門の首がどうしても斬れず、
髻の地蔵に刀傷がありました。
この奇跡により罪を許された左衛門は、その地蔵を心平寺本尊地蔵菩薩の
頭部に納め、後に建長寺が創建されると、建長寺本尊の地蔵菩薩の胎内に
移し納められたということです。
現在は、済田地蔵は厨子に入って、11月に行われる宝物風入(ほうもつかぜいれ)の際に
拝観できるそうです。

このふたつの鎌倉地蔵尊札所本尊の御朱印は建長寺受付向かいにある
御朱印所でいただきます。
御朱印をいただく場合、先に御朱印所に御朱印帳を預けてお参りを
してください、とのことですが、我々はこの後、奥の院の半僧坊に行き、
建長寺の境内を抜ける予定なので、10分ほど待合所で待たせていただき
御朱印を受け取りました。

鎌倉二十四地蔵尊 第九番 建長寺 心平地蔵尊

建長寺 心平地蔵尊 御朱印


鎌倉二十四地蔵尊 第十番 建長寺 済田地蔵尊

建長寺 済田地蔵尊 御朱印


お地蔵様の印がかわいらしいです(*^_^*)

11番の勝上献地蔵尊の御朱印は奥の院・半僧坊でいただくつもりでいましたが、
やはり、上でいただいてください、とのことでした。

さて、タイトルにもつけた、『デスノート』に出てくる「死神」なんですが・・・( ´艸`)

上の画像にも一部写っていたのですが、
仏殿の前で・・・
「おーい、もぐ娘~!デスノート!デスノート!」
って叫んでしまいました(^◇^)

仏殿前の香炉(正しくは常香炉というようです)の足のところ!

建長寺 常香炉1



建長寺 常香炉2



建長寺 常香炉3


あまり『デスノート』は詳しくないのですが、リュークってんですか、あの死神?
まんまリュークですよね?(*≧m≦*)

なんか、もう、いろいろ凄い発見があるなぁ、お寺ってヾ(・ω・`;)ノ


関連記事
お釈迦様の誕生日、建長寺の花まつり
閻魔さまに詫びてくださる地蔵 鎌倉地蔵尊第8番 円応寺


参考書籍


鎌倉のことが詳細に書かれている鎌倉の「教科書」です。


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大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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