原三溪の美術 伝説の大コレクション@横浜美術館

横浜美術館で開催中の「原三溪の美術」展に行ってきました。

原三溪の美術1


原三溪は明治時代末から大正時代にかけて、生糸貿易で財をなした横浜の実業家。
そして、原三溪といえば、本牧の三溪園!

三溪園春10

(もぐまま撮影)

桜満開!国指定名勝 横浜 三溪園 2015-03-31
晩秋を満喫 横浜 三溪園の紅葉 2016-12-03

浄瑠璃寺参道の茶屋にて興味津々お寺情報 (旧燈明寺) 2017-08-18
横浜 三溪園の三重塔 旧燈明寺を探して 2017-08-18  


三溪は、養祖父・原善三郎が購入した本牧の広大な土地に本宅を建て、その頃から
古建築を移築・収集し、また美術品の収集も始めました。

原三溪の美術2

(三溪園内苑完成記念の茶会・大師会当日の三溪)


そのコレクションは五千点を超えましたが、没後、日本各地の美術館、博物館、
個人に分散したそうです。
その旧蔵品約150件が里帰りしたのがこの展覧会。
三溪は自身のコレクションによる美術館を建てるのが夢で、生誕150年、没後80年にして
その夢が叶ったということです。

三溪がコレクターであったのは知っていましたが、古今を問わず、日本の美術、芸術と
名の付くあらゆるものを収集していて、バラエティーに富み、とても見応えのある展覧会でした。
(足が棒になりました。)

また、展示品のうち25件以上が国宝や国重文で、例えば、東京国立博物館蔵の「伝源頼朝坐像」
(鎌倉時代・重文)とか、展示替えで見ることができなかったのですが、速水御舟の「京の舞妓」
(東京国立博物館)とか、誰もが何かで見たことのある超有名な作品も、かつて原三溪の手元に
あったのか、と驚くことしきりでした。

有名な作品の解説は専門家にお任せするとして、もぐままが「へぇー」と驚嘆したのが、
源実朝作(!)「日課観音」!
実朝が日々の日課として白衣観音を描いていたというのです。
小さな作品ではあるのですが、柔らかい線でさらりと描かれた素敵なものでした。
意外な収穫でありました(*^^*)

自らも書画のアーティストであった三溪、とりわけ蓮の絵を描くのを好んだようで、
淡い色調で清々しい蓮でした。

原三溪の美術3

(展示「もっと知ろう!原三溪 ―原三溪市民研究会10年の足跡―」より)





原三溪の美術 伝説の大コレクション 公式サイト


お隣で開催中の横浜美術館コレクション展も見てきました。
(写真撮影可能です。)

縞模様の服を着たセザンヌ夫人
ポール・セザンヌ

横浜美術館コレクション展1


ひじかけ椅子で眠る女
パブロ・ピカソ

横浜美術館コレクション展2


春少女
奈良美智

横浜美術館コレクション展3


バラの頭の女性
サルバドール・ダリ

横浜美術館コレクション展4


眠りの国(地獄のベッド)
ジョエル・オターソン

横浜美術館コレクション展5


台風接近の影響で、時折強い雨が降った横浜。
運良く、建物内にいる間でした。

横浜美術館


(8月14日)


にほんブログ村に参加しています。
今日の記事がおもしろかったら、ぽちっとお願いいたします。
励みになります。ありがとうございます!

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 鎌倉情報へ
にほんブログ村

テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術


かっこいい密教! 東寺展@東京国立博物館 平成館

東京国立博物館で開催中の特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」(HP)に
行ってきました。

東寺展


日曜日のお昼過ぎでしたが、今のところ、大混雑でじっくり見られない、ということは
ありませんでした。

ほとんど予習もなしに訪れたのですが、前半の圧倒的な見どころは、
後七日御修法(ごしちにちみしほ)と呼ばれる儀式の再現スペースです。

元日から7日までの前七日節会(ぜんしちにちせちえ)という神事に続き、
8日から14日まで、空海が宮中真言院で始めた密の儀式のことで、
天皇の安寧、国家安泰、五穀豊穣などを祈り、現在も東寺灌頂院で行われています。
真言宗の最高儀式ということなんですが、それほど重要な儀式のことを
今までまったく知りませんでした。

空海が唐から持ち帰り、自ら使用したであろう密教法具(金剛盤、五鈷鈴、五鈷杵)の展示…
もちろんすべて国宝で、なんたってかっちょええーー!!

後七日御修法では、金剛界曼荼羅と胎蔵曼荼羅が掲げられ、それらは一年交代で
本尊とされるそうで、その前面には法具やその他修法に必要な物が整然と並べられ、
可能な限り、再現されています。
(ということは秘密の儀式の核心部分は展示されていないのね。)

私の口から発せられる言葉は「かっこいい…」だけで、んー、空海が唐から持ち帰った
当時最新モードの密教は、空海という敏腕プロデューサーによりさらに磨きがかけられ、
密教の教えはもぐままはよくわかりませんが、それを抜きにして総合芸術として
見ても、圧巻の魅惑力とでもいうのでしょうか、まあこの儀式に臨めたのはほんの限られた
僧侶だけだったのでしょうが、それでも、そこから外部に漏れ出てくる密教の香気だけでも
多くの人々を魅了したに違いありません。

圧倒的な雰囲気に打ちのめされた後、第2会場では東寺講堂の立体曼荼羅から
15体の仏像がお出ましです。

東京でこれだけの東寺の仏像を見られる機会は今後もなかなかないでしょうし、
なんたってイケメンで大人気の帝釈天が撮影OKの被写体になるなんて、まあありえないでしょう。

東寺展 帝釈天


東寺に行って見られるもの、東寺に行っても見られないもの、他にも心を奪われた展示も
あったのですがこの辺で。

羯磨(かつま)という法具がまたかっこよくて、ミュージアムショップで羯磨のマスキングテープ、
フェリシモの「寺チャームコレクション」ひとつ買ってしまいました(笑)。

出たのは…

寺チャームコレクション


三鈷杵でした(^^)

かるーく3時間ほど過ごしてしまい、足も腰もイタイ(>_<)
おいしいコーヒーを出してくださる平成館の鶴屋吉信へ。

平成館 鶴屋吉信


今回は京観世で。
コーヒーは和菓子に合うというAGFの「煎」(ドリップコーヒー)だそうです。



にほんブログ村に参加しています。
今日の記事がおもしろかったら、ぽちっとお願いいたします。
励みになります。ありがとうございます!

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 鎌倉情報へ
にほんブログ村

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術


プロフィール

もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
ツイッターはこちらから。
*追いかけ更新をしている時がございます。ご了承くださいませ。
*画像の個人利用はご自由に♪転載の場合はお声掛けください。

カレンダー
07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ
最新記事
原三溪の美術 伝説の大コレクション@横浜美術館 2019/08/15
IKEA港北 99円朝カレー 2019/08/03
DIYでダイニングチェアの座面の張り替え 2019/08/02
開花4日目、ドラマの終幕 2019/07/25
ハスの開花3日目、西方浄土感ある花の色 2019/07/24
ハスの開花2日目、綺麗に咲きました! 2019/07/23
最新コメント
検索フォーム
お探しのお寺などの名称を入力してください
Twitter
にほんブログ村
ご訪問ありがとうございます。当ブログは以下のカテゴリーに参加しています。1日1回どちらかのバナークリックが有効です。応援クリックが励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 旅行ブログ 遍路(・巡礼)へ にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 鎌倉情報へ

月別アーカイブ
鎌倉情報・巡礼情報リンク
OKADOさん、リスペクトです!
お勧めガイドブック

頼りになる地図はこれ!


鎌倉三十三観音巡り<改訂版>


歴史とルートをもっと詳しく

「御朱印」で検索
いらっしゃいませ
あなたは

人目のお客様です

ブロとも一覧

東京ぶらぶらり

御朱印もとめて鎌倉散歩

行った気分で京都。 そうだ、鎌倉あたりにしとこう。

よくろべ(じじまる)のお寺さん巡り
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QR