円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(1) 山寺駅に到着

遅い夏休み…。
お盆とお正月はたいてい関西に帰省していて、関東地方より北は、
一度びゅーんと北海道へ飛んだ以外はまったく訪れたことのないもぐまま。
とうとうこの夏、もぐぱぱ、もぐ娘を誘って、東北デビューを果たします。

山形県・山寺の立石寺(りっしゃくじ)、宮城県・松島の瑞巌寺(ずいがんじ)、
岩手県・平泉の中尊寺(ちゅうそんじ)と毛越寺(もうつうじ)の四寺を巡礼することは
「四寺回廊」(しじかいろう)と呼ばれています。
この四寺を開いたのが慈覚大師円仁。
円仁は15歳で伝教大師最澄に師事し、最後となった遣唐使の一員として入唐。
帰国後、第三代天台座主となった円仁は、その前後に東北布教の旅をしました。

時は下って元禄2年(1689)、松尾芭蕉は「奥の細道」の旅をしました。
芭蕉は6月27日(旧暦5月11日)に瑞巌寺、6月29日に毛越寺、中尊寺、
7月13日に立石寺を訪れ、それぞれの地で句を詠んでいます。

もぐ娘はかつて平泉にある合宿制の教習所に通ったことがあり、その時に、
中尊寺、毛越寺を参拝していて、残す二寺を訪れて結願すること、
もぐままはもちろん四寺巡礼が目標です。
四寺回廊の巡礼は専用の御朱印帳に御朱印をもらい、結願すると、
結願したお寺でご褒美がいただけることになっています(*^^*)

さてさて山寺駅に到着しましたですよ。

山寺駅1


たくさんの観光客が降りてきました。

駅名表示板が立石寺マップになっています。

山寺駅2


ホームから見える景色。

山寺駅4


巨大な岩や荒々しい山の壁面が見えます。
正面の山の頂上近くにお堂らしきものが見えるのですが…。

ズーム

山寺駅3


五大堂というお堂のようです。
右手のお堂は立ち入り禁止の釈迦堂ですかね。

もっとズーム
もうすでにたくさんの人が五大堂に上がっていて、こちらを眺めています(^◇^)

山寺駅


駅の案内。

山寺駅5


奥の院への石段は1000段以上で、1015段ともいわれています。

荷物があるのですが、門前のお店など、利用すれば荷物を無料で預かってくれるところも
あるそうなのですが、駅のコインロッカーが空いていたので荷物をイン。

さあ、いよいよ石段との戦いが始まります(;・∀・)



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円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(2) 立石寺・根本中堂

山寺駅から立谷川(たちやがわ)にかかる宝珠橋を渡り、お店が並ぶ門前通りを
ほどなく歩くと、立石寺の登山口がありました。

立石寺 登山口


ええ、参道じゃなく登山口(;・∀・)

石段を上がったところが根本中堂です(延文元年(1356)の再建で国重文)。

立石寺 根本中堂1


通称「山寺」、正式名称は宝珠山・立石寺(りっしゃくじ)。
貞観2年(860)、清和天皇の勅願で、天台座主第三世の慈覚大師円仁により
創建されました。
立石寺の本堂にあたる根本中堂にはあっさり到着でちょっと拍子抜け感(^^;)

まずは参拝。
本尊は慈覚大師作と伝わる薬師如来坐像。
200円で内陣も拝観できるのですが、全員が体力に自信のないもぐら家、奥の院への登山を
完遂することを一番に考えようと、ともかく先を急ぐことに。

もぐままは四寺回廊の専用御朱印帳と、東北初訪問ということで、やっぱり立石寺の
御朱印帳もいただいてしまいました(^^)
(御朱印帳、何冊持ってるんだという誰かの声…。)

立石寺、四寺回廊の御朱印帳


オリジナル御朱印帳の裏面、松尾芭蕉と弟子の曽良のデザインが可愛らしい(*'ω'*)

四寺回廊の御朱印帳には「僧」の印を、立石寺の御朱印帳には「法燈不滅」の文字をいただきました。

立石寺 根本中堂 御朱印


伝教大師が比叡山に灯した灯は立石寺に分けられ、比叡山が信長により
焼き討ちに遭った後、再建の際に立石寺から分けられたという「不滅の法燈」です。
いよいよ巡礼の旅が始まったと、気持ちが引き締まる思いがします。

芭蕉句碑と清和天皇の御宝塔

芭蕉句碑と清和天皇の御宝塔


「閑さや 岩にしみ入る蝉の声」
元禄2年(1689)7月13日(旧暦5月27日)松尾芭蕉は山寺を訪れ、この有名な
句を詠みました。
嘉永6年(1853)に門人たちが建てた句碑です。
後ろは、立石寺を発願した清和天皇の石塔です。

山寺日枝神社

立石寺 日枝神社


山寺の守護神で、貞観2年(860)慈覚大師が立石寺を開く時に、近江国坂本の日吉大社から
勧請されました。
立石寺登山の安全祈願をしました。

芭蕉・曽良像

芭蕉・曽良像


鐘楼が見えて…

立石寺 鐘楼


立石寺奥の院への山門に到着です。

立石寺 山門



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円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(3) 立石寺・奥の院

みちのく四寺回廊の一寺目、山寺・立石寺奥の院を目指す登山が始まります。

円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(1) 山寺駅に到着
円仁創建、芭蕉の足跡を辿る旅 みちのく四寺回廊(2) 立石寺・根本中堂


立石寺、山門を入ったところ。

立石寺 山門入ったところ


山寺の石段
昔から石段を一だん二だんと登ることにより私たちの煩悩が消滅すると
信仰されている修行の霊山です。



一段一段登ると、HPがひとつずつ消滅するのは実感できますけれど(^^;)

老若男女、緑の中の石段を登り降り。

立石寺 参道


姥堂

立石寺 姥堂


ここから下は地獄、ここから上が極楽という浄土口なんだそうですが、んー、
逆かも( ;´Д`)

所々に西国三十三観音の写し霊場が…。

立石寺 西国の写し霊場


東北の地にあっても西国はブランドなんだなと。
西国の札所を思い出しながらひたすら登ります。

四寸道

立石寺 四寸道


古来からの修行者の参道で、一番狭いところは14センチ。
開山・自覚大師の足跡を踏んで、我々の先祖も子孫も登るとことから
親子道、子孫道と呼ばれます。
整備されてのこれですから、昔は本当に険しい道のりだったことでしょうね。

せみ塚

立石寺 せみ塚


「閑さや 岩にしみ入る蝉の声」

芭蕉の句の短冊を埋めて石の塚を立てたところです。
このあたりは石段の踊り場になっていて、木製のベンチで休憩する人あり。
水分補給で一休みして、また登ります。

弥陀洞

立石寺 弥陀洞1


ここで仏様のお姿を見ることができる人には幸福が訪れると言われているそうですが、
ちょっと不気味な岩肌にしか見えないなぁ、と立ち去ろうとした時…

おおっ!

立石寺 弥陀洞2


この角度で見ると…なんだか…阿弥陀さん的な何かが…

九品仏 浄真寺 下品堂

九品仏 浄真寺


見えたような気がします(゚∀゚)

仁王門

立石寺 仁王門1


立石寺 仁王門2 立石寺 仁王門3


立石寺 仁王門5 立石寺 仁王門4


半分ぐらい来たのかなぁ。来てたらいいな。

調べてみました。
山寺の石段を現地調査

山門からでも半分は来てたみたいです(;・∀・)

画像として有名な納経堂が見えてきました。

立石寺 納経堂が見える


隔絶した絶壁にぽつりとあるイメージでしたが、割と参道に近いところに(^◇^)
五大堂、納経堂方面への分かれ道があるのですが、奥の院へと登ります。

金乗院

立石寺 金乗院


山内に4つの支院があり、それぞれで御朱印をいただけるのですが、まずは
登頂して、ご縁のあったところでまたいただくことにします。

売店

立石寺 山頂売店


ここまで物を運んでくるのも大変ですね。
頂上(奥の院)まであと133段と書いてあります。
もう少しです!

立石寺 最上義光(よしあき)公御霊屋

立石寺 最上義光公御霊屋1


山形城第十一代当主 最上義光と家臣ら十人のお位牌が納められています。

その傍らに…

立石寺 最上義光公御霊屋2


郵便ポスト
一日1回の集配あり!
山形中央郵便局の郵便集配人のかた、毎日ごくろうさまです。

そしてとうとう奥の院が見えました!

立石寺 奥の院


登頂成功です(*^^*)

もぐ娘のスマホの万歩計では上下移動の距離も測れるらしく。
我々、なんとビルの

50階

を登ったということです(゚д゚)!

右側のお堂が奥之院ともいわれる如法堂で、慈覚大師が中国で修行中に持ち歩いた
釈迦如来と多宝如来がご本尊です。
左側の大仏殿には像高5mの金色のとても立派な阿弥陀如来像が安置されています。

御朱印です。

立石寺 奥の院 御朱印


こちらでは「如法堂」「大仏殿」のふたつセットでいただくことになっています。

ちょっとした仕事を成し遂げたようで、誇らしく思いました(*^^*)



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プロフィール

もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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