明治期の破却を免れた国宝 松本城

信濃三十三観音巡礼、牛伏寺にて午後4時で打ち止めとしました。
素晴らしい風景や歴史、文化を体験してきた長野をなかなか去りがたく、
あともう一ヶ所、松本城に行けはしないか?

松本城の最終入場は午後4時半、開場は5時まで。
なんかちょっと無謀のような気もしますが、ここは勢いで車を飛ばしたいと思います(;・∀・)
入城なるか、それとも外からのみの見学となるか(^◇^)

松本城が近づくにつれて夕方の渋滞に巻き込まれ…(汗)。
そして松本城に最も近いコインパーキングにでも車を止められなければ、観覧時間には
間に合わないでしょう

助手席に座っているもぐ娘がナビゲート。
スマホと格闘し、最も早いルート、最も近いパーキングを検索します。

時間は刻々と過ぎ、どうにかパーキング到着したのが4時27分!
もぐぱぱが車を駐車し、もぐ娘ともぐままが一足先に飛び出したのですが、
鈍足もぐままは交差点の赤信号で足止め
信号をクリアし猛ダッシュするもぐ娘、頼んだぞ!

後を追うもぐままともぐぱぱ。
松本城の券売所の前から手招きするもぐ娘。
我々で閉門となりました(;・∀・)

黒門

松本城 黒門1



松本城 黒門2


市川量造と小林有也のレリーフ

市川量造と小林有也のレリーフ


向かって左が市川量造(いちかわりょうぞう)、右が小林有也(こばやしうなり)です。
明治期の旧物破壊思想のもと、松本城天守も競売され解体の危機にさらされましたが、
市川量造ら地元の有力者の尽力によって買い戻されました。
小林有也は天守閣保存会を設立して、「明治の大修理」を行いました。
多くの人々の尽力がなければ、松本城は残っていなかったのですね。

やったー!松本城だぁ~!♪

松本城


各階の展示物を見ながら、激しく急な階段を上ります。
観覧時間が30分しかないので大急ぎです。

松本城 展示1



松本城 展示2



松本城 展示3


天守六階(最上階)のこの眺め!

松本城 天守六階3


安土桃山時代末期~江戸時代初期に建造された天守は国宝に指定され、
城跡は国の史跡に指定されています。

松本城 天守六階1


天守の天井中央に二十六夜神という神様がお祀りされています。

松本城 天守六階2


もぐまま、一足先に降りることにします。

月見櫓

松本城 月見櫓


月見をする櫓で、三方が吹き抜けになります。
江戸初期の平和な時代に造られました。

もぐまま、大急ぎだったのは、松本城の御城印が欲しかったため(^◇^)

閉場ぎりぎりに売店で御城印用に御朱印帳を。

松本城 御朱印帳


売店のお隣の松本城管理事務所で御城印(登閣記念朱印符)を。

松本城 御城印


左側は戸田家の花押、右側は小笠原秀政の印章「弌剣平天下」がデザインされています。
二組いただいて、一組は猛ダッシュしてくれたもぐ娘にプレゼント(^◇^)

夕暮れの松本城。

松本城2


(白鳥がいたのですが、この子かどうかわからないのですが、松本城で18年間過ごした
メスの白鳥が令和2年12月9日に老衰で永眠したそうです。)

松本城は昼間は長時間の待ち時間があったりするそうですが、幸運にも入城、観覧でき
嬉しかったです。
また松本を訪れる機会があれば、次回はぜひもっとじっくりと見て回りたいです。
第2回信濃観音遠征、無事終了し、横浜に戻りました。




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玄宗皇帝ゆかりの縁起 信濃観音 第27番札所 牛伏寺

信濃観音、第25番札所盛泉寺から、松本平を横切るように東へ向かい、
到着したのが第27番札所の金峯山 牛伏寺(ごふくじ)。

駐車場近くに牛堂(うしどう)というのがありました。

信濃観音 牛伏寺 牛堂1


唐の玄宗皇帝が楊貴妃の菩提を弔うため、善光寺へと大般若経を積んだ赤・黒二頭の牛がこの地で倒れた。
十一面観音の霊力だと、当山へ経典を納め、二頭の霊を祀ったことから、寺号を牛伏寺としたといいます。

信濃観音 牛伏寺 牛堂2


中央は阿弥陀如来です。

立派な冠木門が見えます。

信濃観音 牛伏寺 冠木門


山門

信濃観音 牛伏寺 山門1



信濃観音 牛伏寺 山門2


小菊の鉢が美しい。

信濃観音 牛伏寺 小菊


惣門

信濃観音 牛伏寺 惣門1


古来、参詣用の門で、江戸中期の天保3年(1833)の創建。
平成19年に欅材で新築されました。

信濃観音 牛伏寺 惣門2


龍の蟇股は約300年前(正徳年間)の作です。

如意輪堂

信濃観音 牛伏寺 如意輪堂1



信濃観音 牛伏寺 如意輪堂2


寛政10年(1798)の建立。
寄棟造、茅葺のお堂です。

信濃観音 牛伏寺 如意輪堂3


仁王門

信濃観音 牛伏寺 仁王門1


享保11年(1726)の建立。
2021年の干支のモチーフに使えそうな像があちこちに(^^)

仁王さんはばっきばき

信濃観音 牛伏寺 仁王門2


観音堂

信濃観音 牛伏寺 観音堂


正徳3年(1713)建立。
牛伏寺は「うしぶせ寺」とも呼ばれ、聖徳太子が自ら刻んだ観音像を鉢伏山に安置したのが
始まりということです。
秘仏本尊の十一面観音をはじめ、8体の仏像が国の重要文化財。
信濃三十三番札所中、最大規模の厄除け霊場。

なんですが…

聖徳太子殿(太子堂)と鐘楼(厄除の鐘)

信濃観音 牛伏寺 聖徳太子殿(太子堂)と鐘楼(厄除の鐘)


弁天堂

信濃観音 牛伏寺 弁天堂 


弘法大師修行像

信濃観音 牛伏寺 弘法大師修行像


こんなに大きなお寺なのに、ひっそりと静まり返り、人の気配がありません(;´・ω・)

観音堂の隣に授与所のような建物があるのですが、閉じられています。

ええっ~( ̄▼ ̄|||)

えっと、牛伏寺の御朱印と、それから、20番札所・長安寺岩井堂の御朱印もこちらで
いただく予定でした。

いやいやいや、時間はまだ4時前だし、本坊や庫裡があったら、
そちらでいただけるでしょう?(大汗)

って、それらしきところにも人がいない。

最後の最後で、やっちまった!!!!(ノo`;)

と、そこで、遠くから人の声が聞こえたように思いました。
「もぐ娘~!早く早く!」

もぐ娘を呼び寄せ、人を探しに。

お寺の方がお出掛けのようでした。

「すみませーん!信濃観音の御朱印をいただきたいのですが。」(必死)

お寺の方が庫裡に戻り、対応してくださいました。

(救われた~~)(;・∀・)

「今、紙に書いたのしかないですけれど。」
「はい、それで結構です!」

「20番の長安寺岩井堂の御朱印もいただきたいのですが。」
「長安寺の御朱印はね、今年の3月にお戻しして、やめちゃったんですよ。」

え??えええええ~~~(;゚Д゚)

前日に訪れた、長安寺岩井堂・・・・・

松本市重文の摩崖仏 信濃観音 第20番札所 長安寺(岩井堂) 2020-11-08

信濃観音 長安寺 岩井堂 納経所案内


やっぱり、浅間温泉の神宮寺というところでいただかなくちゃいけなかったんだ!

いや、もう納経時間終了の4時になるところだし(冷汗)。

もぐまま、おわった・・・・・

とそこへ…

「紙に書いたのでよかったら、残っているのがあったかも…。」

「お願いしますっ!!!!」

ということで、ふたつの札所の御朱印、無事にいただくことができました。

牛伏寺の御朱印

信濃観音 牛伏寺 御朱印


第20番札所 長安寺の御朱印です。

信濃観音 長安寺 御朱印


お寺の方、急いでお出掛けなさいました。
お引き止めして申し訳なかったです。

はぁぁ、信州遠征第二弾の最後にドラマあり、地獄と極楽を行ったり来たりした気分(^^;)
最後は観音様の大慈大悲に救われたのでした(*^^*)




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坂上田村麻呂寄進の観音堂 信濃観音 第25番札所 盛泉寺

車は安曇野市から松本市に入りました。

信濃三十三観音第25番札所・天陽山 盛泉寺(じょうせんじ)にとうちゃこ。
境内は梓川の河岸段丘を切り開いた斜面にあり、松本平を望みます。

信濃観音 盛泉寺 河岸段丘


駐車場の脇に鐘楼が見えるので、まずは鐘楼から行ってみます。

信濃観音 盛泉寺 鐘楼1


ここは、春のしだれ桜、秋の紅葉と、フォトスポットのようです。

細い坂道を上って鐘楼のそばまで行けますが、ほとんど足場がなくて、鐘楼の際からしか
写真が撮影できません。

信濃観音 盛泉寺 鐘楼2


熊出没注意!

信濃観音 盛泉寺 熊出没注意


気を付けてお参りしましょう。

山門

信濃観音 盛泉寺 山門


六地蔵

信濃観音 盛泉寺 六地蔵


中央の線刻六地蔵の碑は寛永12年(1635)の銘があり、波田町指定文化財と
なっています。

山門前に小さな石橋が架かっているのですが…

信濃観音 盛泉寺 黒川堰


灌漑用の人工河川・黒川堰(くろかわせぎ)です。
ここは昔から水の便が悪いところで、米作りができなかったため、江戸末期から明治初期にかけて
用水路が開削されました。

参道に石仏が並びます。

信濃観音 盛泉寺 石仏


本堂です。

信濃観音 盛泉寺 本堂1


盛泉寺は天文21年(1552)の創建の曹洞宗の寺院で、ご本尊は釈迦牟仏です。
元は「常泉寺」という寺名で、寺の隆盛を願って「盛泉寺」に改められました。

本堂の奥に観音堂が見えます。

信濃観音 盛泉寺 本堂2


本堂のガラスに紅葉が映って美しい(*^^*)

水沢観音堂

信濃観音 盛泉寺 水沢観音堂 


信濃観音第25番札所は、元々、行基が創建した真言宗の若沢寺(にゃくたくじ)で、
「信濃日光」と称されるほど隆盛を極めましたが、廃仏毀釈により廃寺、水沢観音堂や
数々の仏像が盛泉寺に移されました。
現在の水沢観音堂は昭和59年に改築されたものです。

坂上田村麻呂が安曇野の八面大王を征伐する際、水沢山に陣を置き、兜の前に付けていた
千手観音のご加護で勝利できたことから、救世殿(水沢観音堂)を建立して、千手観音を
安置しました。

信濃観音 盛泉寺 水沢観音堂2


山岡鉄舟による「大悲閣」の額

信濃観音 盛泉寺 水沢観音堂 山岡鉄舟による額


御朱印をいただきました。

信濃観音 盛泉寺 御朱印




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プロフィール

もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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