ほのぼの泉ヶ谷稲荷例祭 @ 浄光明寺(1)

Facebookの浄光明寺さんのページでお知らせがありました。

2月11日午前11時より、毎年恒例のお稲荷さんのお祭りを執り行います。
お参りいただいた方には豚汁、焼鳥、ビール、日本酒、ジュース等を無料でご接待するほか、お子様にはお菓子袋もご用意しております。
お稲荷さんのご威光で、皆々様が平穏な1年をお過ごしになれますよう、心を込めてお祈りいたしますので、ご家族お誘いあわせのうえ、是非ともご参拝ください。


鎌倉三十三観音第25番札所の浄光明寺(じょうこうみょうじ)さんですが、
札番が後ろのほうなので、まだ訪れたことがありませんでした。
お接待があって、お誘いあわせのうえご参拝ください、とあるので、
もぐまま、部外者ですけれど、お伺いしちゃってもいいのかしらん・・・(´・ω・`)
と、2月11日建国記念の日、お天気に恵まれ暖かく、もぐぱぱにちらりと
このことをお話したら、久々に鎌倉散策に行く気満々のもよう。

初めてのお寺ですし、また『お寺探検』に行っちゃいますか!
ってことでおじゃまさせていただきました。

鎌倉駅西口から徒歩20分ぐらいでしょうか。

浄光明寺

浄光明寺1


浄光明寺の入口には藤谷黄門遺蹟という石碑が立っています。

山門

浄光明寺2


英勝寺から移築したもので、江戸時代初期の建築だそうです。

山門の脇に泉ヶ谷稲荷例祭のお知らせが出ています。

浄光明寺4


その山門を入ると・・・

ああっ!

これは楊貴妃観音の石像!
京都泉涌寺(せんにゅうじ)にある
もぐまま垂涎の楊貴妃観音さまです。

浄光明寺3


そうでした、浄光明寺さんは、入口の碑にも
真言宗泉涌寺派とありました。
鎌倉に楊貴妃観音さまがいらっしゃるとは知りませんでした。
楊貴妃観音さまに会いたくなったらこちらに参りましょう(*´-`)

客殿

浄光明寺5


南北朝時代の木造愛染明王坐像をお祀りしてあるそうです。
今日は祭礼の日なので、境内のあちこちでお祭りを楽しまれている
グループがいらっしゃいます。

右手の不動堂の前がとても賑わっていました。

浄光明寺6


お接待は稲荷講の講衆さん方のご厚意によるものだそうで、
檀家さんやらご近所さんに楽しんでいただこうという催しなのでしょう。
お接待をしていらっしゃるかたもまた楽しそうです。
もぐぱぱは遠慮しておこう、という表情でしたが、もぐまま、
「Facebookで例祭のことはシェアされていたし、お誘いあわせで、とあったし、
これも一期一会、とっても楽しそうだからお仲間に入れていただきましょうよ」と
厚かましくも、振舞いをありがたく頂戴することに(*^_^*)

浄光明寺7


もぐまま、ワイン少々と焼き鳥をいただきました。
もぐぱぱも結局ビールに焼き鳥で嬉しそう(笑)。
まるで地元在住者のような開放的な気分にさせていただき、
焼き立ての焼き鳥とワイン、とってもおいしかったです。
お天気も良く、とてもうきうきしたひとときをありがとうございました(≧∀≦)♪

ところで、そのお稲荷様はどちらに??
お伺いしてみたところ、不動堂の手前にある鐘楼の脇に通用口があり、
そちらからお稲荷様に行けるそうです。
そういえば、先ほどから人の出入りがあると思いました。

鐘楼

浄光明寺8


梵鐘を拝見したのですが・・・

浄光明寺9


あれ?こちらは真言宗のはずなのに、なぜか
南無阿弥陀仏となっています。
(謎解きは後ほど。)

浄光明寺10


泉が谷稲荷縁起というのに、
『文化7年(1810)お稲荷さんを勧請した際の古文書が現存していて、
京都の伏見稲荷大社から御魂を分けて頂いており、
相州鎌倉扇ガ谷村の内 泉ヶ谷総鎮守と銘記されています』とあります。

通用口をくぐると、路地のように狭い石段になっています。

浄光明寺11


しばらく登ると、開けた頂上に泉ヶ谷稲荷はありました。

浄光明寺12


眺めが良く、清々しい場所にあるお稲荷さんでした。
素晴らしいお稲荷さんとの出会いを感謝し、参拝をさせていただきました。


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元国宝の阿弥陀三尊像 浄光明寺(2)

泉ヶ谷稲荷のお祭りでおじゃました浄光明寺。
拝観日は、8月及び雨天は拝観中止、それ以外の木、土、日、祝日
(10時~12時、13時~16時)
とのことです。
2月11日は祝日で、御本尊の阿弥陀三尊像も拝観させていただくことが
できました。

境内の梅はまだ、ちらほら、といったところでした。

浄光明寺13


境内の奥で受け付けを済ませると、お坊様が案内をしてくださいました。

市指定天然記念物の大きなマキの木の後ろに仏殿(本堂)があります。

浄光明寺14


かつてはこちらに御本尊の阿弥陀三尊像が安置されていたため、
阿弥陀堂とも呼ばれています。
その御本尊は、向かって左手にある収蔵庫に安置されており、
拝観日に公開されています。

収蔵庫内、中尊は阿弥陀如来、左脇侍(向かって右)が観世音菩薩、
右脇侍は勢至菩薩(すべて坐像)です。
あまりにも素晴らしいので、もぐまま、見惚れる・・・。
中尊は3mほどあるそうなんですが、半分が立派な蓮華座です。

浄光明寺の創建は建長3年(1251)頃で、開山は真阿和尚(真聖国師)、
開基は北条時頼(第5代執権)と北条長時(第6代執権)と伝わります。
鎌倉時代に2度火災に見舞われ、中尊は火災により失われたそうですが、
脇侍は本来のものなんだそうです。

その阿弥陀如来は北条長時の孫、久時により正安元年(1299)に造像され、
鎌倉の仏像独特の「土紋」と呼ばれる装飾(型に粘土を詰めて貼りつけたもの)が
見られ、衣紋に花の形にくっきりと残っています。
お坊様のお話によると、土紋のある仏像は鎌倉に7体残っているらしいんですが、
土紋と聞いて、もぐまま、鎌倉三十三観音第5番札所の来迎寺(らいこうじ)で
如意輪観音に土紋があったのを思い出しました。
(当時のエントリーは内容がなく、すかすかだなぁ(汗)。)
浄光明寺の阿弥陀如来は土紋のある仏像の中では最古のもので、
この三尊像は元国宝の国重文です。

ユニークなのは土紋だけでなく、本来は質素なお姿のはずの
阿弥陀如来が宝冠を頂いておられるのです。
江戸時代に入ってから造られたものだそうです。
また、胸の前で、上品中生(じょうぼんちゅうしょう)印を結ばれ、
こちらも印象的です。
両手で"OK"のジェスチャーのようで、意味もそんな感じ?(違)
本来は金地に彩色があったそうなので、さぞや華やかだったことでしょう。

脇侍の両菩薩は少し頭を中央に向かって傾げていらして、
何とも気品を感じる美しさです。
昨年、平成26年4月から6月にかけては、こちらの観音菩薩様が
奈良国立博物館の「鎌倉の仏像」展(リンクに画像あり)に
ご出張されていたそうです。

一通りご説明があり、もぐまま、ふと、「境内に楊貴妃観音様がいらっしゃることを
嬉しく思いました。1月に京都の泉涌寺を訪れて、楊貴妃観音にお参りしてきました」と
お坊様に申し上げたところ、宗派のお話になり、
現在では浄光明寺は真言宗泉涌寺派ではありますが、
もともと鎌倉の仏教教学の中心地であり、
浄土、真言、華厳、律など、諸宗兼学の寺院として
盛時には数百人の僧がいた大寺だったようです。
なるほど、それで梵鐘に「南無阿弥陀仏」があったわけですね。

もぐまま、以前から行きたいと思いつつ、まだ行けていない
覚園寺(かくおんじ)も真言宗泉涌寺派だそうで、
このお寺の雰囲気がお好きだったら、覚園寺も気に入られるのではないか、と
嬉しいお話をいただきました。

収蔵庫は撮影禁止ですが、檀家さんの墓地は別のところにあり、
浄光明寺の境内にあるお墓などはすべてお寺にゆかりのある方々の
ものなので、どこを撮影してくださっても結構ですよ、とのお話でした。
また、お坊様がおっしゃるには、このお寺を鎌倉の観光地にしたくはない、との
ことでした。
それは境内を拝見すれば、古都鎌倉の美しさをありのままに保存するよう
努力されているのが理解でき、非常に共感いたしました。
もぐまま、この時点ですでに浄光明寺さんが非常に魅力的に感じられ
目がきらきらしていたのでありました ゜*。・*゜ ヽ(*゚∀゚)ノ.・。*゜。


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大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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