いよいよ結願へ、樽見鉄道に乗車 西国三十三所 第33番 華厳寺(1)

もぐまま、いよいよ西国三十三所巡礼結願の朝を迎えました。
夏休みの大阪滞在、もぐぱぱは車で先に横浜に戻ってしまったのですが、
もぐままは鉄道で、大阪から岐阜の華厳寺に結願参拝して
横浜に帰ることにしました。

ドライブ巡礼と違い、交通事情のよろしくない札所へ参拝するのには
ルート選定するのに綿密な下調べが必要です。
また、今回は荷物があるので、どこかでコインロッカーに荷物を置かなくてはなりません。
鉄分多めのもぐぱぱが方向オンチのもぐままにアドバイスしてくれたのは
新幹線で新大阪から名古屋へ出て東海道本線で大垣に出るルート。
いくら鉄道事情に明るくないもぐままといえど、しょっちゅう乗ってる新幹線で、
っていうのは旅情に欠ける。

新幹線で名古屋経由なら時短にもなるだろう、と、朝ぐずぐずしてなかなか
出掛けられないもぐままを慮ってのことだろうと思いますが、
乗換案内検索して、在来線のみの場合と30分しか違わない、
たった30分のために新幹線の特急料金を支払うのはもったいない気がするし、
最大の壁は、大垣からの樽見鉄道の本数が少なく、
樽見鉄道 大垣発樽見行き、10:43発の次は12:07発しかないのである。
のろまのもぐままが新幹線で30分稼げたとしても、結局は12:07に
乗らざるを得ないのです。

それでもぐままが自力で選定したルートはこれです。

09:30発 大阪
JR京都線新快速・近江塩津行
10:55着 米原

11:00発 米原
JR東海道本線・大垣行
11:31着 大垣

12:07発 大垣
樽見鉄道・樽見行
12:48着 谷汲口

12:57発 谷汲口
揖斐川町コミュニティバス(名阪近鉄バス)
13:05着 谷汲山(華厳寺)



大垣駅の乗り換え時間でコインロッカーに荷物を預ける、
お昼ごはんにちょっとしたものを食べるか買うか。

どこかでトラブルがあると予定がガタガタになってしまいます。
公共交通機関が少ないところは本当に怖いです(汗)。
うまく行きますように・・・(*≧人≦*)

ということで、大阪駅のみどりの窓口で大阪市内→横浜市内の乗車券を買い、
大阪9:30発の新快速に無事に乗ることができました。
混雑していましたが、幸運にも新大阪で座席に座れました。
米原の乗り換えもうまく行き、関ヶ原駅を通り(観光用の幟はたくさん見えましたが
たいして降りる人もなく、こんな小さな盆地が大きな合戦の場だったのか、と感慨)
予定通りに大垣駅までたどりつきました。

乗車券は大垣で途中下車となります。
改札で途中下車を告げ、コインロッカーの場所を尋ねました。
改札を出たところの改札階の片隅に十数個のロッカー。
少ない・・・そして鍵のついたロッカーが・・・ない(>_<)
予想しなくもなかったのですが、やっぱり。まいったなぁ。

もう一度改札に行き、他にコインロッカーがないのか尋ねると、
連絡通路で繋がっている徒歩5分のショッピングセンター(アクアウォーク大垣)内に
コインロッカーはあるが、営業時間内に戻らないと出せなくなりますが、と。

アクアウォーク大垣には2ヶ所ほど無料(100円を入れて100円が戻る)のロッカーがあり
空いていました。助かった。
大荷物持ってて、ここがなかったら途方に暮れるところでした(T_T)

時間的余裕がなくなり、駅下のコンビニでおにぎりを買い、JR大垣駅改札が
共用となっている樽見鉄道へ。

樽見鉄道1


改札外に出なくてもきっぷは買えるようです。

樽見行きの列車が少ない・・・(´・ω・`)

樽見鉄道2


樽見鉄道3




車両1両、ワンマン運転、トイレなし。整理券を取ります。

樽見鉄道7


若い子たちが「モレラ岐阜」というショッピングセンターのある駅で降りていきましたが、
ふたつ後の「本巣」って話題になっていますよね。

巨大モール「LCワールド本巣」廃墟っぷりが大注目 残ったのは「タマネギ無人販売」

いろいろ深刻ですね(>_<)

本巣を過ぎるとこんな景色ですからね。

樽見鉄道4


樽見鉄道5


とってものどかで美しいところです。

動画を編集してみました。




樽見鉄道、谷汲口駅に到着です。
下車したのはもぐままと地元のかたと思われる女性がひとり。
え?乗車していた高齢のご夫婦や中年の男性旅行者、お参りじゃなかったの??

樽見鉄道6


谷汲山(華厳寺)行きコミュニティバスが待っています。


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西国巡礼結願しました 西国三十三所 第33番 華厳寺(2)

谷汲山(華厳寺)行きコミュニティバスです。

華厳寺1


思っていた以上に大きい、普通サイズのバスでした。
そして乗客は・・・なんと、もぐままひとり。
心細い・・・(´・ω・`)

女性の運転士さん、恐らくいつものようにアナウンスをされて発車。
途中、ひとりも乗車がなく、約8分で谷汲山(華厳寺)バス停に到着です。

バス停からは門前町となっています。

華厳寺2


華厳寺まで徒歩10分。結構あるんですね。
土産物店、お食事処、仏具屋さん(!)などお店が連なっています。
仏具屋さんではさまざまなデザインの散華用紙が売られています。
西国を結願する巡礼者は多いと思うので、なるほど。

揖斐川観光プラザという観光案内所があり、周辺に東屋とお手洗いがあったので
東屋に腰をかけて買っていたおにぎりを。
参拝後の帰りのコミュニティバスは15:06発に乗るつもりで、
2時間というのは、時間があるようなないような・・・。

仁王門に到着しました。

華厳寺3


仁王像

華厳寺5 華厳寺6


運慶作と伝わります。

仁王門には巨大なわらじも両脇に掛かっています。

華厳寺4


仁王門を入ったところに境内図がありました。

華厳寺7


奥の院まで描かれていますが、調べたところによると結構な道のりだそう。
余裕がないのでお参りは最小限のお堂の参拝のみになるでしょうか。

参道もそこそこありそうです。

華厳寺8


岐阜のお寺だからでしょうか、関西のお寺とちょっと雰囲気が違うような気がします。

参道の途中に豊川稲荷がありました。

華厳寺9


御朱印もあったのですが、神社用の御朱印帳を持っていなかったので御朱印はパス。
(追記:コメント欄で教えていただきました。
こちらは明王院というお寺で、3種類の御朱印があるそうです。)

緑が美しい。

華厳寺10


右手に手水舎が見えてきました。

華厳寺11


観音様の水瓶(すいびょう)から手水が出るのはあまり見たことがありません。

この石段を登れば本堂です。

華厳寺12


石段の途中に・・・

華厳寺13


大きな菩薩像と・・・

三十三所堂。

華厳寺14


参道沿いにさまざまなお堂がありますが、どれも古いです。

ようやく本堂です。

華厳寺15


もぐまま、結願を迎える緊張感やひとりぼっちであること、帰りのバスの時間のことなどで
結構いっぱいいっぱいだったみたいで、
写真ではわかりづらいのですが、向拝の柱(提灯のところ)に阿吽の対になった、
通称「精進落としの鯉」を華麗にスルー( ゚д゚ )
まあ、ここで西国を結願しても、またすぐ巡礼したい気持ちでいるので
鯉に触れて精進落とししなくても、ま、いっか(苦笑)。

先に鐘楼のほうに回ってみました。

華厳寺16


この鐘は撞けません。

もぐまま、どうも聖域に入ると生きものに出会う性質のようで、
今回はトカゲを見つけました。

華厳寺17


しっぽがメタリックブルーのはニホントカゲの幼体だそうです。

本堂にお参り。西国もここで最後と思うと感慨深いです。

谷汲山(たにぐみさん)華厳寺(けごんじ)は延暦17年(798)会津出身の
大口大領(おおぐちだいりょう)が発願、豊然(ぶねん)上人が開祖。
大口大領が京の仏師に十一面観音を彫らせ、会津への帰途、
美濃国赤坂の付近で観音像が急に重くなり「北へ五里の山中で衆生を救いたい」と
谷汲で動かなくなった。
この地で修行中であった豊然上人とともにお堂を建立して像をお祀りしたのが
始まりです。
谷から油が湧き出て燈明にしたこと、観音様に華厳経が書かれていたことから
醍醐天皇より谷汲山の山号と華厳寺の寺号を賜ったということです。

恥ずかしながら、今回初めて般若心経を写経したものを持参しました。
しかし、本堂には納札箱や納経する入れ物らしきものが見当たりません。
(またまた焦るもぐまま。)
ともかく、団体さんが納経所に並んでも困るので、
納経所が空いているうちに御朱印をいただきましょう。

第三十三番の華厳寺は・・・

華厳寺 御朱印1


現在(本堂)、過去(満願堂)、未来(笈摺堂・おいずるどう)の
三つの御詠歌、三つの御朱印があるのです。

華厳寺 御朱印2


納経のことを伺いましたら、満願堂に納札箱はありますよ、と。
なるほど。

満願堂に参ります。

本堂の脇から、途中、笈摺堂がありました。

華厳寺18


笈摺堂は元々巡礼を終えた花山法皇が笈摺(白衣)を納めたお堂で、
結願した巡礼者はここで笈摺や笠や杖を奉納します。
「おいずる」と「おりづる」が似ているからでしょうか、願を掛けた折り鶴も
奉納されます。

満願堂はまだ奥です。

華厳寺19


ふえ~、まだこれを登らねばならないのですね。

満願堂に到着です。

華厳寺22


納札箱があります。
写経を入れる箱は別に用意されているようではなかったので
納札箱に納めさせていただきました。
これで晴れて満願です(*^_^*)

満願堂にはたぬきがたくさんいたり、
布袋さんが寝そべっていたり・・・

華厳寺21


灯籠が妙にかわいらしかったり・・・

華厳寺20


ユニークなお堂です。

さて、下山です。

本堂のところに戻ってきて、そう、華厳寺には戒壇めぐりがあるのでした。
時間は・・・多分大丈夫そう。
100円の志納です。

秘仏本尊の厨子の下に錠前があり、御本尊とご縁を結びます。
「右手のほうに錠前がありますよ」ということだったので、
階段を下りて、真っ暗闇を右手で探りながら進みます。
しかし、暗闇ってどうしてどんどん頭が下がっていくのだろう(笑)。

ん?なんか、金属的な感触、菊の御紋のような・・・
というところまではわかったのですが、もぐまま、善光寺のような
がちゃがちゃ動く錠前のようなものを想像していたので、
これじゃないような・・・と進んでいたら、なんと出口の明かりが((((;゚Д゚))))

え?錠前?何かに触ったけれど、錠前って感じじゃなかった(焦)。
そんなぁ(滝汗)。

係のかたにお尋ねしたら、「こんなに大きな錠前が・・・」って
肩幅もあるような四角を描かれるのです。

自分の想像していた錠前じゃないし、そんな巨大なものに触った憶えがない。
ふえ~ん(涙)。
もう時間がないし、もう一回とか、ゲームじゃあるまいし。
華厳寺には必ずもう一度来る、と心に誓い、お寺を後にするのでした。


ええーっと・・・これで15:06発のバスに間に合い・・・
ってことで巡礼が終わるはずだったのですが、山を下りて参道を歩いていた時、
ああっ!納経所で西国の先達申請をするの忘れたっ!

西国三十三所巡礼には先達会というのがあって、結願すると先達(せんだつ)としての
資格が与えられます。申請をする、しないは自由なのですが、
もぐままは一番下の階級の先達だけはいただきたいなと目指していたので、
申請してこなかったのは大失態です。
まあ、冷静に考えれば、どこの札所でも申請はできるので、また関西に来た時に
どこかの札所で申請すればいいのですが、それだったら先達としての2周目が
始められますのでねぇ。

そしてふと御朱印を確認しようと・・・御朱印をいただくとき、今日で結願です、って
言ったよな、言ったぞ、言った。

思い起こせば青岸渡寺(ブログ記事)で、「発願印」はないけれど「結願印」はある、と聞いたはず。
しかし御朱印帳を見てみても、「結願」という印は押されてないよぉ(゚д゚;)

これで覚悟が決まったもぐまま。
もう一度華厳寺にに引き返します。
バスは1時間半後の16:35発で。

(´~`ヾ)

もう笑っちゃいますが、まわれ右。
結構疲れていましたが、華厳寺本堂へ。

「必ずもう一度来る」って早すぎるぞ、もぐまま(笑)。
納経所で、「結願印」はないのでしょうか?とお尋ねしますと、
御朱印帳を確認されて「この三つの御朱印で結願ということです。」
なんと!結願札所の華厳寺さんでは特別に結願印はなく、
そういうことなんですね。
そして先達申請。申請用紙に「谷汲山華厳寺」の推薦の印を押してくださいました。
もぐままの心の中では、これでめでたく結願でした。

そして・・・時間もあることですし、ちょっときまりが悪いですが、
再度お戒壇めぐりへ(^◇^)

やっぱり、やっぱり、あの金属的な感触のところだったのではないか。
慎重に、慎重に暗闇を巡りました。
あった!菊の御紋みたいな感触。
そこで、右腕を思い切り動かしてみると・・・
ああー、なんか、すごく大きな四角い出っ張り、
(肩幅どころの大きさじゃない)
そして、太いシャフト的な、金属棒のような横棒にも触れました。
これか!
(善光寺のがちゃがちゃ錠前と全然違う・・・。)

はぁ~、精進落としの鯉は結局スルーのままではありましたが(笑)、
とにかく気が済みました。
戻ってよかったです。

ほっとしてどっと疲れました。
門前のお店は店じまいされたところも多く。
1軒、まだ開いていそうな茶店を見つけました。

「まだやっていますか?」
「どうぞ~。」

もぐままの結願のご褒美はクリームあんみつでした(*´-`)

華厳寺22


無事1本後のコミュニティバスにも乗れました。
ちなみに乗客はもぐままを含め7人でした。

樽見鉄道に乗り、大垣から名古屋へ出て、新幹線で横浜に戻りました。
とにかく、事故なく結願できたこと、観音さまに感謝です。
そして、もぐままのきまぐれ、わがままにも付き合ってくれたもぐぱぱにも
感謝申し上げます。
もぐぱぱ運転の車がなければ、難所を乗り越えての結願はありませんでした。
あと、心残りといえば、醍醐寺の上醍醐に上らなかったこと。
上醍醐の准胝堂は平成20年に落雷で焼失したので、いずれにしても
観音様は下醍醐にいらしたのですけれどね。
機会があったら上醍醐に挑戦したいと思っています。

今後の西国巡礼ですが、一旦の区切りではありますが、
結願するかどうかにこだわらず、気長に2周目を巡礼するつもりです。


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もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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