紅葉の山寺 信濃観音 第24番札所 阿弥陀寺

信濃三十三観音巡礼、信州遠征第2弾の旅に出ました。

中央道を走り、山梨県を抜け、長野県に入ると、山の色がひときわ秋色に染まっています。
諏訪ICで降りて、到着したのが信濃観音第24番札所の法国山 阿弥陀寺です。
坂道をぐんぐん上がったところにある山寺です。

嶽門(たけもん)

信濃観音 阿弥陀寺 嶽門


駐車場に到着し、嶽門という石垣の山門を入ると、そこは下界とはまったく色の違う世界が
広がっていました。
紅葉の黄色や赤が目に眩しく映ります。

賽河原地蔵尊

信濃観音 阿弥陀寺 賽河原地蔵尊


ここはこの世とあの世の境目なのでしょうか。
ちょっとやばい感じのお地蔵様です。

まるで山城のような石垣が見えます。

信濃観音 阿弥陀寺 石垣 紅葉


どうですか、この見事な紅葉!
偶然にも紅葉のピークに訪れることができたようです
カメラを携えたかたがお一人、あと何組かのかたがいらしただけで、
ここは長野、諏訪周辺でも紅葉の穴場なのではないでしょうか。

あちこちに巨岩がごろごろしていて、石垣の上の広場になったところに絶壁。

信濃観音 阿弥陀寺 紅葉


鐘楼が見えますが、紅葉に埋もれています。

信濃観音 阿弥陀寺 鐘楼


開山・弾誓上人の御加持水

信濃観音 阿弥陀寺 弾誓上人の御加持水2



信濃観音 阿弥陀寺 弾誓上人の御加持水1



信濃観音 阿弥陀寺 巨岩


奇岩があって、よい水が出るところにはお堂が立ちますね。

坂道を上がって本堂が見えてきました。

信濃観音 阿弥陀寺 本堂


阿弥陀寺は平成5年に火災に遭い焼失、5年後に再建されました。
本堂は善光寺大本願の旧本誓殿を移築したものです。

本堂脇にも奇岩が。

信濃観音 阿弥陀寺 安山岩 板状節理


これは百数十万年に噴出した安山岩の溶岩で、薄く板状に剥がれるため板状(ばんじょう)節理と
呼ばれるそうです。

阿弥陀寺は大きなお寺かと思って訪れたのですが、ピンポンしてもお返事がなく、
お留守のようです。

信濃観音 阿弥陀寺 御朱印所


不在の場合は正願寺へ、とのことなので、後ほど伺うことにして、岩屋堂に行ってみたいと
思います。

再び坂道を上っていくと、真っ赤に染まった山の谷間から諏訪湖が見えました。

信濃観音 阿弥陀寺 諏訪湖


岩壁にへばりつくように作られた、懸造りの岩屋堂です。

信濃観音 阿弥陀寺 岩屋堂


文禄4年(1595)、念仏行者・河西浄西が裏山の岩窟に十一面観音を祀った修行道場を
開いたのが始まりで、3年後に尾張の弾誓上人が修行行脚で立ち寄り、開山したということです。

信濃観音 阿弥陀寺 岩屋堂2


江戸時代の文化年間の火災で、観音様は救い出されたものの黒焦げになったため、
信徒が奉納した石の十一面観音が祀られています。

信濃観音 阿弥陀寺 岩屋堂3


こちらの観音様は「子授け観音」として知られています。

観音堂からの眺望をズーム撮影。

信濃観音 阿弥陀寺 岩屋堂4


山を下りて、街なかにある正願寺に向かいました。

信濃観音 阿弥陀寺の御朱印所 正願寺


こちらのお寺も立派です。

チャイムを鳴らしたらお坊様がおいでになり、「コロナで紙に書いたものになります」
とのことでしたが、無事御朱印をいただくことができました。

信濃観音 阿弥陀寺 御朱印



再び中央道に戻りましたが、諏訪ICからすぐの諏訪湖SAで昼食に。

諏訪湖が目の前!

諏訪湖SA


上下線ともに「ハイウェイ温泉 諏訪湖」があります。

諏訪湖SA ハイウェイ温泉


大人600円だそう。
時間があったら入ってみたい~

横川駅・荻野屋の「峠の釜めし」の売店があって、とっても食べたくなってしまいました(*^^*)

諏訪湖SA 峠の釜めし


おいしそうでしょ( *´艸`)
ここの売店のはごはんがまだ暖かくて、お米もふっくら。
デパートやスーパーの駅弁大会で買う峠の釜めしとは一味違いました(^◇^)


追記

カメラのズームで諏訪湖を眺めていたら、「ビニールハウス」がいくつも浮かんでる

諏訪湖 ドーム船


湖上で何を栽培するのやら?(^◇^)
調べてみたら、諏訪湖の冬の風物詩、わかさぎ釣りの「ドーム船」というのらしいです( ^ ^)_/|




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立派な本堂と見事な紅葉 信濃観音 第22番札所 仲仙寺

諏訪市の阿弥陀寺から向かったのが、伊那市にある信濃観音第22番札所の
羽広山 仲仙寺(ちゅうせんじ)です。

到着と同時に小雨が降りだしましたが、立派な仁王門が迎えてくれました。

仲仙寺 仁王門


仲仙寺は「馬の観音様」として知られる、通称羽広(はびろ)観音。
かつて、6月の田植えが終わると、農民が農耕馬の馬を連れて参詣して賑わったそうです。

木造金剛力士立像

仲仙寺 仁王像2 仲仙寺 仁王像1


ネットが張ってあって見えづらいのですが、室町時代に京都の慶派仏師・康忠が下向して造立したといい、
当時のこのお寺の隆盛ぶりが伺えます。
長野県の県宝に指定されています。

阿弥陀寺に続き、仲仙寺も紅葉の秘境の予感がします。

仲仙寺 六地蔵


お堂があるのですが、どなたがいらっしゃるのでしょう。

仲仙寺 閻魔堂1


うひょ~~♪

仲仙寺 閻魔堂2


閻魔さまが!
六地蔵と石造の十王が並ぶ十王堂です。
閻魔さまがいらっしゃるお寺はパラダイス感がありますよね(゚∀゚)

不動明王像と巣立ち観音

仲仙寺 不動明王と巣立ち観音


巣立ち観音と名付けられた観音様は石造の馬頭観音さまでした。

仲仙寺 巣立ち観音


この先に、羽広観音とあり、石段と山門が見えます。

仲仙寺 羽広観音


瀟洒な橋も見えます。
しっとりと雨に濡れた紅葉は輝きを増しているよう

石段を上がると、立派な本堂(観音堂)が見えました。

仲仙寺 本堂


仲仙寺は平安時代の弘仁7年(816)比叡山延暦寺の慈覚大師により開創されました。
慈覚大師は、夢のお告げで信濃の国の大神護山に登り、光る霊木を見つけて十一面観音を
刻んで開山しました。
大師は残りの木片にお経を書いて奉納したので、大神護山は経ヶ岳と呼ばれるようになりました。

鐘楼

仲仙寺 鐘楼


鐘楼は平成の大改修で建て替えられました。
鐘は撞くことができました。

本堂外陣には馬にまつわる大絵馬など、馬が溢れます

仲仙寺 本堂2



仲仙寺 本堂4



仲仙寺 本堂5



仲仙寺 本堂3


内陣には、本尊厨子の両脇に四天王。
ほの明るくライトアップされていて、ぼんやりと見えました。
持国天、多聞天は伊那市有形文化財彫刻です。
ご本尊は秘仏で、60年に一度御開帳されます。

仲仙寺本堂の横顔と紅葉のコラボレーションは、間違いなくこの秋のベストショット

仲仙寺 紅葉


誰も訪れない風景…もぐら家が独占です

本堂裏に百体観音。

仲仙寺 百体観音


本堂裏の赤い橋の向こうは四国八十八ヶ所霊場となっています。

仲仙寺 赤い橋


探検したいところなのですが、雨で足元が悪く、諦めることにします。

伝教大師童形像

仲仙寺 傅教大師童形像


仲仙寺周辺はハイキングコースになっていて、展望台などあるようです。
また、仲仙寺は経ヶ岳への登山口となっていて、4時間半で登れるそう(登らないけど)。

仲仙寺はもぐままのツボにくる素晴らしいお寺でした。
再訪リスト(そんなのあるのか?)に載せたいと思います(^_-)

御朱印は本坊でいただきます。

仲仙寺本坊


ピンポンしたらお寺のかたが出てきてくださいました。

仲仙寺 御朱印


御朱印拝受に関して不安の多い信濃観音ですが、無事いただけてありがたいです。

お寺をもうひとつ参拝する時間はなさそうなので、信州遠征第2弾1日目はここで終了。
宿泊先の安曇野に向かいます。







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名馬「磨墨」伝説の寺 信濃観音 第3番札所 岩井堂

信州遠征第2弾2日目、安曇野から長野道に乗り、降りたのが麻績IC。
「麻績」って「おみ」と読むのですね。
関西人のもぐままは読めなくて、「麻績」を見て「おみ」と出てくるようになるまで、
しばらくかかりました(^^;)
麻績は穏やかな山里の風情です。

やってきたのが東筑摩郡筑北村にある、信濃三十三観音第3番札所の笹命山 岩井堂です。

道路沿いに、案内板の出ている駐車場があります。

長野観音 岩井堂1


源義経の家来・佐藤継信が藤原氏を頼って逃げ延びる途中、源平合戦に登場する名馬
「磨墨(するすみ)」がこの地で急死し、堂内に磨墨の木像と歯が秘蔵されている、ということです。

山側に少し入っていくと岩井堂はありました。

長野観音 岩井堂5


小さなお堂ですが…

長野観音 岩井堂2


堂宇は宝暦10年(1760)の再建。

文化3年(1806)の梵鐘があり…

長野観音 岩井堂4


御詠歌の石碑や…

長野観音 岩井堂3


石造の仏像など…

長野観音 岩井堂6


お寺としての体を成しています。

ご本尊は江戸前期の馬頭観世音菩薩で、憤怒の表情ではなく、優しいお顔だそう。

納経所はお堂の向かいにある民家で、あらかじめ連絡を入れていました。
当地の伝統的な住宅の作りなのでしょう、広くて立派な玄関の土間で待たせていただきました。
こちらは御朱印をいただく人が記帳することになっており、朝からすでに4人のお参りがあったようです。

御朱印です。

長野観音 岩井堂 御朱印




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大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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