法界寺から京阪六地蔵駅に戻り、さてこの後どうしようか、と。
できれば「京の冬の旅」(
HP)の伏見稲荷の御茶屋の公開に
行ってみたいな、と思っていたのですが、そろそろ終了時間の4時で、
タイムアウト(>_<)
ちょうど京阪電車の車内にはこのような広告が。

以前「宇治・伏見1dayチケット」では八幡市駅では下車できなかったと思うのですが、
八幡市駅と男山ケーブル(乗り降り自由)が利用できるようになったので
石清水八幡宮へ行ってみます(*^^*)
男山ケーブル駅


約3分で男山山上駅へ。

石清水八幡宮、もぐままはなぜか「男山」というほうが馴染みがあります。

男山は標高142.5メートル。都の裏鬼門(南西の方角)にあたり、
鬼門の比叡山延暦寺とともに都を守護してきました。
裏鬼門の方角の、木津川・宇治川・桂川が合流し淀川となる交通の要所に
ちょうどぽっこりお山があり、そこが信仰の対象となったのは当然のことでしょう。
男山山上駅からはほぼ平坦な山道を歩き、南総門前に出てきました。

三ノ鳥居から続く石灯籠

手水舎

いずれも関西の酒造会社の酒樽でしょうか。

南総門

御本殿

平成28年、本殿、幣殿、舞殿、楼門、回廊、武内(たけうち)社を含む十棟などが
国宝に認定されました。
御祭神は、東御前・神功皇后、中御前・応神天皇、西御前・比咩大神 (ひめおおかみ)の
3柱です。
楼門(国宝)

石清水八幡宮の厄除信仰の歴史は古く、厄除大祭の日ではありましたが
もう夕暮れ時で、人影もまばら。
御朱印だけでも、と思ったところ、授与所の戸がぱたぱたと閉じられ始め・・・
御朱印も諦めましたです(^^;)
ええ、今回は気まぐれにお参りさせていただいたので、
また日を改めて伺いたいと思います。
御本殿前でお参りした後、まだ少し明るかったので徒歩で下山してみます。
伊勢神宮遥拝所

東総門に続く石段の脇に細橋(ささやきばし)。

石清水井の源流が通るために、渡らずとなっている橋なのだそうです。
つづら折りの急な石段にびっくり!

湧き水がありました。

裏参道から下山したところに頓宮殿、左手には高良神社。

高良神社は、吉田兼好の徒然草に、『仁和寺の法師が山麓の極楽寺と高良神社を
本宮と勘違いして山上まで上がらずに帰ってしまった』という話があるそうです。

本殿の前に舞殿でしょうか、立派です。
頓宮では何やらお祭りがされているようだったので、近づいていくと、
警備員のかたがいらして、「ご招待のかたですか?」と。
青山祭という、青柴垣で囲いを作り日没とともに道を司る神々を迎えて
国家安泰と厄除開運を祈るお祭りの最中でした。

境内には入れなかったので、外から写真を1枚だけ。
頓宮殿への入り口で、八幡市駅近くにあるのが一ノ鳥居なんですね。

一ノ鳥居 扁額

「八幡宮」の文字は、平安の三蹟・藤原行成の書を寛永の三筆・松花堂昭乗が
書写したもので、「八」が神使の双鳩になっています。
日暮れの安居橋です。
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