原三溪の美術 伝説の大コレクション@横浜美術館

横浜美術館で開催中の「原三溪の美術」展に行ってきました。

原三溪の美術1


原三溪は明治時代末から大正時代にかけて、生糸貿易で財をなした横浜の実業家。
そして、原三溪といえば、本牧の三溪園!

三溪園春10

(もぐまま撮影)

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三溪は、養祖父・原善三郎が購入した本牧の広大な土地に本宅を建て、その頃から
古建築を移築・収集し、また美術品の収集も始めました。

原三溪の美術2

(三溪園内苑完成記念の茶会・大師会当日の三溪)


そのコレクションは五千点を超えましたが、没後、日本各地の美術館、博物館、
個人に分散したそうです。
その旧蔵品約150件が里帰りしたのがこの展覧会。
三溪は自身のコレクションによる美術館を建てるのが夢で、生誕150年、没後80年にして
その夢が叶ったということです。

三溪がコレクターであったのは知っていましたが、古今を問わず、日本の美術、芸術と
名の付くあらゆるものを収集していて、バラエティーに富み、とても見応えのある展覧会でした。
(足が棒になりました。)

また、展示品のうち25件以上が国宝や国重文で、例えば、東京国立博物館蔵の「伝源頼朝坐像」
(鎌倉時代・重文)とか、展示替えで見ることができなかったのですが、速水御舟の「京の舞妓」
(東京国立博物館)とか、誰もが何かで見たことのある超有名な作品も、かつて原三溪の手元に
あったのか、と驚くことしきりでした。

有名な作品の解説は専門家にお任せするとして、もぐままが「へぇー」と驚嘆したのが、
源実朝作(!)「日課観音」!
実朝が日々の日課として白衣観音を描いていたというのです。
小さな作品ではあるのですが、柔らかい線でさらりと描かれた素敵なものでした。
意外な収穫でありました(*^^*)

自らも書画のアーティストであった三溪、とりわけ蓮の絵を描くのを好んだようで、
淡い色調で清々しい蓮でした。

原三溪の美術3

(展示「もっと知ろう!原三溪 ―原三溪市民研究会10年の足跡―」より)





原三溪の美術 伝説の大コレクション 公式サイト


お隣で開催中の横浜美術館コレクション展も見てきました。
(写真撮影可能です。)

縞模様の服を着たセザンヌ夫人
ポール・セザンヌ

横浜美術館コレクション展1


ひじかけ椅子で眠る女
パブロ・ピカソ

横浜美術館コレクション展2


春少女
奈良美智

横浜美術館コレクション展3


バラの頭の女性
サルバドール・ダリ

横浜美術館コレクション展4


眠りの国(地獄のベッド)
ジョエル・オターソン

横浜美術館コレクション展5


台風接近の影響で、時折強い雨が降った横浜。
運良く、建物内にいる間でした。

横浜美術館


(8月14日)
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こういうのが表現の自由だよなぁ、、、としみじみ。。。
少し、美術館の気分を感じました。

源実朝・・・
文化人で、晩年は不幸なイメージがあったけど、、、
調べてみると晩年どころか、28歳で亡くなってた。
権力者だけども、全然、幸せとは思えないですね。

ピカソは、面白いですね。
寝ているような、笑っているような、いびきをかいているような・・・

春少女に関しては、、、
正直、ダウン症を感じて、素直に見れない。

ダリは・・・原爆を連想してしまいます。
手を持ち上げて、指を下にしているように見えるからでしょうね。

眠りの国は、、、音楽好きの汚い独身部屋にしか見えません。

nozokimiさん!!正直すぎ~~~!!!!!(^◇^)

撮影可能の作品の、とりあえず有名どころと、受けた作品を撮影したのですが…
有名なのは、つい自分の中の何やらが、表現の自由を遮ってくるのですが(爆)、
nozokimiさんのように自分の内なる思いを表現するのが、まさに表現の自由!
nozokimiさんのコメントで、表現の自由の本質がわかりましたです(*´▽`*)

眠りの国!!
私も一応音楽ファンなので、そこに写っている誰々とか、ある程度わかるのですが、
私の妹がグッズをたくさん持っているロックファンで、「あなたも芸術家になれるわよ!」と言うところでした(笑)。

うちの娘はある種の美術の専門家?ではあるのですが、帰宅して娘に「横浜美術館、奈良美智とかも持ってるわ。あなた好き?」と
(若い娘が日本の最近の芸術をどう思うのかなと)聞いてみたら、答えは「興味ない」(笑)。
芸術って、まあ、そんなものですよね(^_-)
私は現代美術系より古典的なものが好きなので、原三溪のコレクションのほうが
楽しめましたネ^^

原三溪のコレクションに、宮本武蔵作の布袋さんの絵なんかもあったりして、
源実朝とか、宮本武蔵とか、他のことで名を馳せた人の作品がおもしろいと思ったりね。
最初は、脈絡のないコレクション展かぁ、と思いましたが、いろいろ見られて楽しかったです(*^^*)
プロフィール

もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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