上野 東京国立博物館 平成館 「大神社展」

学校帰りのもぐ娘と上野で待ち合わせをして
「大神社展」に行ってきました。

残念ながら6月2日で会期終了なんですが
非常に素晴らしい学びの経験となりました。

大神社展


国宝、重要文化財が160件!
我らが鶴岡八幡宮からも、たくさんの出品がありました。

鎌倉ではお寺参りが多く、お寺には随分と親しみが湧いてきていたところですが
神社、恐るべし・・・。
神道については知らないことだらけなんだな、と痛感、また感動しました。

展示品としては、衣装、装飾品、刀剣、鎧、絵巻、神像に至るまで
仏教とはまた違った世界観がそこにはありました。

聞いたことのない神社の所蔵品が、非常に素晴らしい国宝だったり、
また、古墳時代などというとてつもなく古い時代の遺物が
非常にデザイン性に優れていて、また、それが美しい状態のまま
保存されていたり
神社の祭事の様子が描かれた絵巻が、鮮やかな色彩で残されていたり
ただただ驚くばかり。
一番の圧巻は、「平安時代」の装飾の粋を集めた国宝の神輿でしょうか。

そして、最大の衝撃は、「神像」でした。
今まで日本の神様の像って、ほとんど見たことはなかったと思います。
仏像なら、いろいろイメージは浮かびますけれど、みなさんはいかがですか?

仏像とも似ていますが、でもやっぱり違う。
日本人が考えてきた日本の神様ってこうだったんだ、という衝撃。
そして、神像の中に、「仏教に帰依し出家する神様」という文言を見つけた時は
ちょっと脳内カオスになりましたΣ(゚д゚;)

私は宗教のことはちっともわかっていませんが
この寛容さこそが、世界に例を見ない、日本の宗教の最も優れた真理、真髄だと
信じて疑いません。

あと二日しかありませんが、お時間の許すかたは
ご覧になる価値は十二分にあると思います(*^_^*)


「国宝 大神社展」 ウェブサイト 


(追記)

東京国立博物館のブログより 神像のお姿はこんなの!

神が仏に帰依する、というお話について図録より引用

若狭新宮寺については、九世紀末に編纂された『類聚国史』という史料に次のように書かれている。養老年中(717-723)に疫病や天候不順が起こったため、若狭彦神の神主である和朝臣宅継の曾祖の赤麻呂が仏教に帰依して修行を行った。すると若狭彦神が人の姿となって「私は神の身を授かり深く苦悩している。仏教に帰依して神の道を免れたいが、その願いを果たすことができずに災害を起こしている。おまえは私のために修行しなさい」と語った。そこで赤麻呂は神願寺という寺を建て、仏像を造って若狭彦神のために修行すると災害が止んだ。
赤麻呂が建てた神願寺が現在の若狭神宮寺のことと考えられる。神が仏に帰依するという話はいささか奇妙におもえるが、ほかにも『多度神宮寺伽藍縁起并資材帳』などにもみえ、八世紀の神宮寺の縁起に共通する内容である。


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こんにちは。こんな催しもあるんですね。好奇心旺盛なふぃお~りさんには何かと興味深い刺激を受けております^^

・・・いやそれにしても「仏教に帰依し出家する神様」の件は僕もええーっと吃驚しましたよ!

何と言いますか、これが所謂「カルチャーショック」なんですかね。遠い異国の話では全くないんですが^^;

娘が学校の課題で、美術館に関してのレポートが必要らしいんですよ。
昨日たまたま登校中の娘にメールしたら、これから行く、というので
私もすぐに支度をして出て行ったんです(*^_^*)

「大神社展」は以前から聞いてはいたんですが、
きっと神社の宝物展みたいなものなんだろうな
と、それほど興味はそそられなかったんですが
どこの何という神社か聞いたこともない神社の所蔵品がものすごいとか、
「なんでも鑑定団」で、すごいお宝が出てくるようなわくわく感でしたよ。
日本の歴史の、文化の懐の深さを知りました。

「神様」の件は、ちょっと唖然としましたが(笑)
昔は神仏習合で、信仰とは混沌としたものだったんでしょうね。
菅原道真が天神様であり、学問の神様であったりするわけですしね。
今でこそ、海外の信仰の対象の「神」を知っているので
現代の日本人には違和感があるのでしょうね。

そもそもこのブログの発端となった鎌倉の三十三観音巡り、
これ、宗派を超えて、ひとつの御朱印帳に様々なお寺の観音様の
お名前を連ねてくのです。
海外ではありえないことなんじゃないでしょうか。
その「ゆるさ」が、私に、日本の宗教や信仰に関して、
高い壁を作らせない理由だと感じているところです。

「神が仏に帰依する」ことについて、記事に追記として書きました。
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もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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