天然記念物「遊龍の松」 京都一望の寺 西国三十三所 第20番 善峯寺(3)

『遊龍の松』を拝見した後、ここからは一山を巡る
散策の道となります。

開山源算上人の廟所「開山堂」を経て「幸福地蔵」へ。

幸福地蔵

善峯寺 幸福地蔵1


突き出たお堂に幸福地蔵さまはいらっしゃいました。

善峯寺 幸福地蔵2


「自分以外の幸せを願いましょう」

このお堂は・・・

善峯寺 幸福地蔵3


「懸造り(かけづくり)」といってよいのでしょうか?
わざわざすごいところに建ててありますね。
この下のエリアは「白山 桜あじさい苑」といって
春はしだれ桜、夏は紫陽花に包まれるそうです。
善峯寺は四季折々に花や自然を楽しめるところです。

今の季節は・・・

善峯寺 秋明菊


夏の百日紅(さるすべり)と、秋の花、秋明菊(しゅうめいぎく)が
早々と咲いていました。

桂昌院廟へ。

善峯寺 桂昌院廟1


桂昌院廟

善峯寺 桂昌院廟2


善峯寺復興大檀那である桂昌院の遺髪を納めた廟所。

まだまだ上りが続きます。
かなり汗だくです。

釈迦堂

善峯寺 釈迦堂1


明治18年(1885)建立。

釈迦堂ご本尊釈迦如来

善峯寺 釈迦堂2


源算上人御作と伝わる合掌姿の石仏。
釈迦岳(釈迦堂の南嶺)より遷座。
その際、釈迦如来は玉の汗をおかきになられて、
その霊汗と薬草を沸かした「善峯寺の薬湯」から
腰痛神経痛のお釈迦様として信仰を集めているということです。

緑の美しい稲荷社を通ると・・・

善峯寺 稲荷社


また素晴らしい眺望が開けます。

善峯寺 眺望1


遠景は東山方面、右下は開山堂と幸福地蔵でしょうか。

薬師堂

善峯寺 薬師堂


この薬師堂が参拝できる境内の一番高いところになるようです・・・
が、もう暑くて、疲れて、下からお参りです(汗)。

薬師堂は元禄14年(1701)建立、ご本尊は薬師如来。
京都に住む本庄氏が当山薬師如来に一女子を得ることを願い、
寛永4年(1627)に女子が生まれました。
その子が後に徳川5代将軍の母となったことから、
開運出世の「出世薬師如来」として信仰されているそうです。
「玉の輿」という言葉がありますが、桂昌院のかつての名前が「玉」だった
ことからだそうですよ。

父の信仰を忘れず、桂昌院が献じた歌

たらちをの 願いをこめし 寺なれば
我も忘れじ 南無薬師佛

「たらちね」は母と習いましたが、父のことは「たらちを」と
言うのですね。

薬師堂脇にある、眺めのよい「けいしょう殿」で休憩です。

善峯寺 けいしょう殿1


やれやれ、もぐままも玉の汗(笑)。
しかし、この眺望に疲れも吹き飛びます。

善峯寺 眺望2


こちらの方向に見える山は比叡山ですね。
京都市街を眼下に一望し、比叡山や東山と向かいあう京都西山、
天空の善峯寺。

善峯寺 けいしょう殿2


もぐまま、空に近いこの善峯寺を京の都の西方浄土と思いました(*^_^*)

薬師堂裏の蓮華寿院旧跡庭

善峯寺 蓮華寿院旧跡庭


青蓮の滝

善峯寺 青蓮の滝


阿弥陀堂

善峯寺 阿弥陀堂


寛文13年(1673)建立。

阿弥陀堂御本尊、宝冠阿弥陀如来

善峯寺 阿弥陀堂 宝冠阿弥陀如来


如来さまは悟りを開かれていますので、本来は質素なお姿なのですが
こちらの阿弥陀如来さまは宝冠を頂かれているのですね。

石畳と塀の道

善峯寺 石畳と塀の道


夏は夏で、緑が美しいですね。

ご由緒や見所ありすぎの善峯寺。
もぐままたちは、2時間かかって山門まで戻ってきました。

お帰り時のチェックリスト(*^_^*)

善峯寺 チェックリスト
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お疲れ様です

こんばんは、参拝お疲れ様です。
写真を見ていると、お線香の香りが漂ってきそうです(笑)
暑かったでしょ? 
私の家からなら、車で1時間もあれば行ける場所ですけどね^^
 

素敵なお寺さん

もぐままさん、おはようございます^ ^

善峯寺、境内が素晴らしいですね〜〜
ブログ読まさせて頂いて良く分かりました(*^_^*)
そして、細かいところまで記述して頂きとっても参考になりましたm(_ _)m

11月に京都に行くので、その時に是非とも参拝したいと思っています(^ ^)

暑かったです~。

sanfuさん、こんにちは。

sanfuさんは関西でいらしたのですね。
夏の京都が暑いのはわかってはいるのですが、
やっぱり暑かったです^^;
私はおそらく京都西山というあたりは初めてだったと思うので
なかなかに新鮮でした。
四季を通して美しいところのようなので、
また訪れてみたいなぁ、と思いました(*^_^*)

よくろべさん、こんにちは。

善峯寺、とにかく絶景の素晴らしいお寺です(*´-`)
遠景写真の2枚目、比叡山の写っているほう、
右のほうに見切れかけている塔が京都タワーです。
双眼鏡と地図があれば、
お馴染みのいろいろな建造物が見えたりしてまた楽しいと思います。
訪問の際は、ごゆっくり回れる時間が取れるといいですね。

こんにちは。

文中でも触れられている通り、懸造りと言うのですか、随分と入り組んだ狭い場所に建てられているなぁと思いました。何ですかね。凄く挑戦的な意欲に溢れていると言いますか・・・、凄い。

緑溢れる山並みから広がっていく景色は本当に雄大で清々しいですよね。目的地までの行程で体力を相応に消耗されるだけ、辿り着いた達成感と言いますか、きっと様々な感慨にもぐままさんの心が満たされていると思います。

石畳、きっちりとした幾何学的な佇まいが整然と続く様が欧米の景観と重なりつつも、確り和の装いを顕わし、しっとりとした風情を醸し出していますね。美しいです^^

懸造り

ROWさん、こんにちは。

この建築を懸造りと言っていいのかどうか、詳しくないのですが、
懸造りは崖造りともいい、本来は崖の斜面に足場を組んだようなスタイルだと思うのですが
いずれにせよ、仏教は挑戦的というか、特に山岳信仰のお寺は、どうしてこんな険しい山のてっぺんに
わざわざお寺を作るかなぁ?と巡礼者泣かせのところが多いですね(苦笑)。

この幸福地蔵さまの建物は、お地蔵さまにも、参拝者にも、美しい光景を楽しんでいただこうという
お寺のご配慮でこういう造りになったのではないでしょうか。
ついでながら、懸造りは舞台造りでもあり、「キング・オブ・懸造り」は
「清水の舞台」と言って間違いはないでしょう。
また、日本一ヤバい懸造りは、鳥取にある三佛寺だと思われます。
画像検索するだけでびびります^^;
登山途中で命を落とされたかたもあるそうです(怖)。

善峯寺は境内が広大なこともあり、美しい風情、景色がそこここにあり、
おっしゃるとおり、境内一周で素晴らしい満足感が得られますね。
一度は訪れる価値が大いにあるお寺かと思います(*^_^*)、
プロフィール

もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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