義経が「腰越状」を書いた寺 鎌倉 満福寺
江ノ電「極楽寺駅」からのりおりくんで「腰越駅」に移動です。
歴女もぐ娘がかねてから行きたかった満福寺(まんぷくじ)を訪れるためです。

江ノ電の線路を渡ると満福寺です(*^_^*)
満福寺(真言宗大覚寺派・龍護山医王院満福寺)は天平16年(744)
行基が開山と伝わり、御本尊は薬師三尊です。
東国で疫病が流行し、行基が腰越で霊威を得て薬師如来を刻みました。
そのお薬師さまをお祀りすると病は去ったということです。
満福寺は病気平癒のお寺として信仰されてきました。
満福寺は、讒言(ざんげん)を受けた源義経が兄の頼朝との和解のため
鎌倉に入るべく、一時宿所とし、兄への手紙を書いたお寺です。
その手紙は「腰越状」と呼ばれます。
もぐ娘の目的は、もちろん義経ゆかりの地を訪れることと、
満福寺で、その「腰越状」が売られているらしいから欲しい、というのです 「(ーヘー;)?
もぐまま、何度も申しておりますが、歴史オンチでございまして、
その腰越状のことは最近テレビ番組で見て、初めて知った次第でございます。
階段を上がったところには山門。

そして江ノ電が走るのが見えます。

本堂です。

右手には慈悲観音さま。
腰越状は弁慶が下書きをしたためたと伝わり、
本堂にはその様子を表した立派な欄間彫刻がありました。

寺紋は源氏のゆかりを示す笹竜胆(ささりんどう)。

御詠歌がかかっていて、満福寺は弘法大師相模二十一ヶ所霊場の
第十五番札所ということです。

札所はお馴染みのお寺が多く、これは巡礼できそうです(^^)/
弁慶が力試しに用いたといわれる「弁慶の手玉石」。

こちらは義経と弁慶を彫刻で。

後ろには「弁慶の腰掛石」というのがありますね。
200円で本堂内を拝観できます。
「御朱印はありますか?」と尋ねると、
「今書き手がいないので、書き置きになりますがよろしいですか?」と。
御朱印、ありました!
もちろんそれで結構です(*^_^*)
いただきました。
奉拝 義経 腰越状
本尊 薬師如来
龍護山 満福寺

蓮の花の朱印で素敵です!
本殿内のショーケースの中に弁慶の筆による腰越状がありました。
また、弁慶の椀、錫杖(しゃくじょう)や、江戸時代の腰越状の実物大の
版木もありました。
本堂には、鎌倉彫の技法を取り入れ、義経の物語を描いた裏表32面の漆画、
位牌堂の格天井には色とりどりの花などが描かれていて実に煌びやかでした。
写真は・・・と思ったのですが、禁止とも書かれていないのですが、
その位牌堂などは恐らく檀家さんのプライベートな空間で、
まあ、「空気読んでね」という感じが漂っていましたので、撮影はしませんでした。
(娘にもたしなめられたし(苦笑)。)
客殿のようなところも拝観させていただけて、襖に鎌倉彫がどーんとはめ込まれていたりして
見応えがありました。
堂内の様子は満福寺のHPで、
もしくはNHK映像マップみちしるでご覧ください。
そうそう、もぐ娘所望の「腰越状」は・・・
200円でいただけました(*^_^*)

江戸時代の版木による腰越状の縮小レプリカのようです。
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歴女もぐ娘がかねてから行きたかった満福寺(まんぷくじ)を訪れるためです。

江ノ電の線路を渡ると満福寺です(*^_^*)
満福寺(真言宗大覚寺派・龍護山医王院満福寺)は天平16年(744)
行基が開山と伝わり、御本尊は薬師三尊です。
東国で疫病が流行し、行基が腰越で霊威を得て薬師如来を刻みました。
そのお薬師さまをお祀りすると病は去ったということです。
満福寺は病気平癒のお寺として信仰されてきました。
満福寺は、讒言(ざんげん)を受けた源義経が兄の頼朝との和解のため
鎌倉に入るべく、一時宿所とし、兄への手紙を書いたお寺です。
その手紙は「腰越状」と呼ばれます。
もぐ娘の目的は、もちろん義経ゆかりの地を訪れることと、
満福寺で、その「腰越状」が売られているらしいから欲しい、というのです 「(ーヘー;)?
もぐまま、何度も申しておりますが、歴史オンチでございまして、
その腰越状のことは最近テレビ番組で見て、初めて知った次第でございます。
階段を上がったところには山門。

そして江ノ電が走るのが見えます。

本堂です。

右手には慈悲観音さま。
腰越状は弁慶が下書きをしたためたと伝わり、
本堂にはその様子を表した立派な欄間彫刻がありました。

寺紋は源氏のゆかりを示す笹竜胆(ささりんどう)。

御詠歌がかかっていて、満福寺は弘法大師相模二十一ヶ所霊場の
第十五番札所ということです。

札所はお馴染みのお寺が多く、これは巡礼できそうです(^^)/
弁慶が力試しに用いたといわれる「弁慶の手玉石」。

こちらは義経と弁慶を彫刻で。

後ろには「弁慶の腰掛石」というのがありますね。
200円で本堂内を拝観できます。
「御朱印はありますか?」と尋ねると、
「今書き手がいないので、書き置きになりますがよろしいですか?」と。
御朱印、ありました!
もちろんそれで結構です(*^_^*)
いただきました。
奉拝 義経 腰越状
本尊 薬師如来
龍護山 満福寺

蓮の花の朱印で素敵です!
本殿内のショーケースの中に弁慶の筆による腰越状がありました。
また、弁慶の椀、錫杖(しゃくじょう)や、江戸時代の腰越状の実物大の
版木もありました。
本堂には、鎌倉彫の技法を取り入れ、義経の物語を描いた裏表32面の漆画、
位牌堂の格天井には色とりどりの花などが描かれていて実に煌びやかでした。
写真は・・・と思ったのですが、禁止とも書かれていないのですが、
その位牌堂などは恐らく檀家さんのプライベートな空間で、
まあ、「空気読んでね」という感じが漂っていましたので、撮影はしませんでした。
(娘にもたしなめられたし(苦笑)。)
客殿のようなところも拝観させていただけて、襖に鎌倉彫がどーんとはめ込まれていたりして
見応えがありました。
堂内の様子は満福寺のHPで、
もしくはNHK映像マップみちしるでご覧ください。
そうそう、もぐ娘所望の「腰越状」は・・・
200円でいただけました(*^_^*)

江戸時代の版木による腰越状の縮小レプリカのようです。
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