特別拝観「足利尊氏ゆかりの寺」長寿寺

鎌倉二十四地蔵尊の続き巡る予定で北鎌倉を訪れたのですが、
東慶寺から建長寺方面に向かう途中、
季節・曜日限定で公開される長寿寺(ちょうじゅじ)の
「特別拝観」の看板が出ていて、
ちょうどこの日にここを通りがかったのだから
これも何かのご縁です。
拝観することにしました。

鎌倉 長寿寺 10月 山門


拝観日は、パンフレットに
春季(4・5・6月):金土日 及び 祝日
秋季:(10・11月):金土日 及び 祝日
時間:10~15時 雨天中止
となっているのですが、拝観受付では、確か
12月1週まで、となっていたように思います。
(不確定情報でごめんなさい。)

長寿寺には、もぐままももぐぱぱも初めて訪れます。

ぬぉおお・・・これは!

鎌倉 長寿寺 10月 1


山門を一歩入ったとたん、鎌倉の寺院とは思えない趣きの
境内が広がっています。

長寿寺は建長寺の塔頭寺院ということですが、
ここはまるで京都!

開山は古先印元(こせんいんげん)禅師、
開基は足利尊氏公と伝わります。
建武3年(1336)尊氏が邸跡に創建し、
尊氏没(延文3年(1358)、54歳、京都にて)後、
父の菩提を弔うため、足利基氏により七堂伽藍が建立された、
と長寿寺略縁起には書いてあります。

本堂の扉は開け放たれています。
外からも御本尊の釈迦如来が拝見でき、
本堂内でじっくりと、釈迦如来像、足利尊氏坐像、
古先印元禅師坐像を拝見できます。

観音堂と苔の庭園

鎌倉 長寿寺 10月 2


拝観の心得はちょっと厳しいです。

写真撮影を目的とする拝観は禁止。
(もちろん)境内禁煙。
参道敷石以外歩かない。
苔の中に立ち入らない。
静かに拝観。堂内、私語禁止。

でも、参拝が目的なら、どこを写真撮影してもよいそうです。
そして、はっと気づかされたのは、おしゃべり禁止であると、
(当然ですが)とても静かで、心が落ち着き、写真撮影を含め
皆がとてもマナーよく拝観している、ということです。
どこのお寺もこれぐらいのルールがあってもよいのに、と思いました。

御朱印希望者は、本堂の入り口で御朱印帳を預け、
本堂や方丈、書院を拝観後に受け取る方式なのですが、
大きなお荷物はお預かりしますよ、とか、
お寺の美しい紅葉のポストカードをプレゼントしてくださったりと、
実際は、お寺のかたはとても親切でした。

本堂で参拝、とても清々しい本堂で、御本尊なども拝見でき、
方丈へと回ります。

方丈からの眺め

鎌倉 長寿寺 10月 3


座ってちょうどいい眺めのところには敷物が敷いてあるという親切さ。
このお部屋ではここがベストポジション。

書院は明るく落ち着いたしつらえでした。

鎌倉 長寿寺 10月 4


御朱印帳を受け取って、本堂から出ます。

さてこれは何でしょう。

鎌倉 長寿寺 10月 5


苔を接写。
杉林かと見まがうような、とっても美しいミクロの世界。

観音堂

鎌倉 長寿寺 10月 6


扉に絵図が施され、細身の美しい聖観音像が安置されていました。

足利尊氏の墓 拝観順路

鎌倉 長寿寺 10月 9


足利尊氏の墓

鎌倉 長寿寺 10月 10


さすがにここは鎌倉らしい場所ですね。
尊氏の遺髪を埋葬しているとのこと。
尊氏の法名は、京都では等持院殿、関東では長寿寺殿と
いうそうです。
もぐぱぱ、関西にひとりで帰省した際、等持院に行ってきたそうで。
「あー、等持院でも尊氏のお墓見たわ。」

竹やぶの道

鎌倉 長寿寺 10月 11


うーん、京都っぽい。

もみじがすでに一部紅葉していました。

鎌倉 長寿寺 10月 7


今年は暑い夏に続いて、急に涼しい日々がやってきたので
もしかすると例年より少し早めに紅葉が見頃になるかもしれませんね。

庭園から見た庭園(*^_^*)

鎌倉 長寿寺 10月 8


庭園から見た書院(左)と方丈(正面)

鎌倉 長寿寺 10月 12


いただいた御朱印です。

奉拝
釈迦如来
宝亀山 長寿寺

鎌倉 長寿寺 御朱印


庭園脇の木戸から外へ出ました。
亀ヶ谷坂です。

本当に、本当に、素晴らしく美しい静寂のお寺で、
もぐままの鎌倉お気に入り寺院に認定です!(*^_^*)
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こんばんは。

お話の長寿寺。まるで京都のような厳かな格調を感じさせる風情だな・・・と思ったその矢先、もぐままさんの全く同じ感想を目にして一瞬驚きましたヾ(´▽`;)ゝ

本当に書院といい庭園といい、一味違う趣きある佇まいですね。思わずため息がもれてしまいました。

鎌倉に足利尊氏、と言えば私は鎌倉幕府に引導を渡した実質的な立役者とも言える新田義貞を思い浮かべます。同じ河内源氏の流れを汲みながら家柄、格式において足利氏に及ばず、折角の手柄、功績に相応しい地位を与えられず不遇の身を託った。

一時は巻き返し、九州地方より東上する当時の足利氏の棟梁、尊氏を摂津国湊川(現・兵庫県神戸市中央区・兵庫区)で迎え撃つも敢え無く敗れ去った悲劇の武将としても名が知られていますね。

義貞は時の幕府攻略の際、分倍河原から多摩川を渡って進軍。化粧坂切り通しに金沢貞将 、極楽寺坂切り通しに大仏貞直、そして小袋坂、巨福呂坂切り通し(洲崎)に北条守時を配置し、万全の態勢で臨む幕府軍と激しい合戦を繰り広げる義貞率いる軍勢。相応の痛手を被りつつ、更に余勢を駆って稲村ヶ崎を突破しついに鎌倉を占拠せしめた。

合戦の舞台となった「切り通し」等の険しく入り組んだ地形は如何にも鎌倉らしいですよね。今回の記事で触れられたごつごつとした岩肌の切り立った崖は正しくその地の象徴と私も感じました。一言で表すと「武骨」ですかね。自然に溶け込む勇壮で控え目な美に溢れた地、でしょうか。

一日も早く・・・

ROWさん、こんばんは。

ROWさんの歴史愛が熱く伝わって参りました(*^_^*)
この長寿寺、11月末まで拝観できますし、
いや、ROWさんは一日も早く鎌倉を訪れて、鎌倉切通し巡りをすべきです(爆)。

暑くもなく、寒くもない今、鎌倉散策はとってもいいですよ!
切通しはスズメバチがいる可能性があるので注意が必要ですが、
その地に立つと、きっと感慨深いものがあると思いますよ(*^_^*)

長寿寺、最高っす

長寿寺、初めてだったのですね。
もぐままさんのことですから、もう行かれていたのかと思ってました。
初めてなら、なのSo Beautifulですよね。
自分も、紅葉のピークに合わせて再訪したいと思っています。

最高っすよね♪

oh pattiさん、こんにちは。

私が足繁く鎌倉に通うようになったのはここ数年のことですので
まだまだ行ったことのないところ、知らないことだらけです^^;

長寿寺の素晴らしさを知ったのは、まさしくoh pattiさんのブログ!
実際に、Sooooooo beautiful!!!!! でございました。
そして、拝観中、頭の中でぐるぐるリピートしていたのは・・・

♪京都~にいるときゃ~~、等持院と呼ばれたの~~♪

でした(*^_^*)

これからもいろんな情報をご教授お願いいたします!(^o^)/
プロフィール

もぐまま

Author:もぐまま
大阪市出身、横浜市在住。しがない主婦が寺社巡礼に目覚める。人生のたそがれを感じる今日この頃、幕末歴女のもぐ娘や鉄分多めのもぐぱぱを道連れに、あの世とこの世の狭間を旅します(笑)。
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