大観音特別拝観と牡丹祭り 西国三十三所 第8番 長谷寺

西国三十三所、番外札所の法起院を参拝し、第八番札所の長谷寺はもうすぐそこでしたが、
時間はお昼前。
長谷寺は大きなお寺ですが、境内には茶店などないのではないか、という予感。
(あたり。HPにもガイドブックにも案内がなかったのでね。)

それで門前町のお店でお昼にしました。

長谷寺あたりでは地勢上、三輪そうめんが一押しで、冷やしそうめん、にゅうめん、
また、柿の葉寿司、高野山のごま豆腐がそれに続くようです。

まあ、三輪そうめんが鉄板のところでしょうが、もうね、大阪出身のもぐまま、
夏といえば三輪そうめんで育ったので、おそうめん、飽きました( ´∀` )
ということでざるそば。
手打ちのお蕎麦だったみたいで、関西のお蕎麦でもなかなかおいしかったです。

奈良 長谷寺 門前1 奈良 長谷寺 門前2


関西の青ネギ、おいしい^^
おなかも満足したところで、いざ、長谷寺へ。

残念ながら、長谷寺、重要文化財の仁王門は修復工事中。

奈良 長谷寺 仁王門前


長谷寺「ぼたんまつり」期間中でしたが(長谷寺訪問は牡丹の季節に、と決めていました)、
地植えの牡丹はやや花の盛りを過ぎていて、鉢植えは美しく咲いていました。

奈良 長谷寺 牡丹1


そして、もうひとつ楽しみにしていたのが、本尊大観音尊像春季特別拝観。

奈良 長谷寺 大観音特別拝観


右手に錫杖~~~~~!!
いわゆる長谷寺式十一面観音です。

鎌倉の長谷寺で、年末の「納めの観音」で「御足参り」をしましたが、
とても感動したので、奈良の長谷寺でもどうしても体験したかったのです。

入山料は500円で、本尊特別拝観は1000円ですが、
入山受付で、1300円で共通券をいただきました。

仁王門を抜けるとすぐに、長谷寺の象徴的な登廊(のぼりろう)。

奈良 長谷寺 登廊


上中下の三廊に分かれていて、長さ200m、399段。
平安時代に春日大社の社司(しゃし)中臣信清が我が子の病気平癒のお礼に
寄進したものです。

道明上人御廟塔

奈良 長谷寺 道明上人御廟塔


長谷寺は、道明上人が天武天皇の病気平癒のため「銅板法華説相図(千仏多宝仏塔)」
(国宝)を鋳造し、本尊としてお祀りしたのが始まりといわれ、
天武天皇の朱鳥元年(686)を創建の年としています。

宗宝蔵

奈良 長谷寺 宗宝蔵


春と秋に開扉され、長谷寺の国宝や重要文化財が公開されます。
こちらもその期間中で、銅造十一面観世音菩薩立像(鎌倉時代・重文)、
鼠灯檠(ねずみとうけい・江戸時代)、三彩金襴手仙盞瓶など
数々の興味深い寺宝を拝見しました。

登廊脇のゆるやかな斜面に色とりどりの牡丹が咲き乱れます。

奈良 長谷寺 牡丹


さすがは「花の寺」長谷寺です!

蔵王堂 蔵王三鈷

奈良 長谷寺 蔵王堂 蔵王三鈷


登廊の最後は鐘楼になっています。

奈良 長谷寺 鐘楼


本来は山内のお坊様しかつけない鐘ですが、「復興の鐘」ということで、
熊本大地震の復興と慰霊のため、参拝者が祈りの鐘をつくことができるように
なっていました。
紐を引くと鐘が鳴る仕組みになっています。

本尊大観音尊像特別拝観の列に並びます。

奈良 長谷寺 本尊特別拝観2


塗香を手に受け、腕に観音様との結縁のしるしに五色の腕輪を
巻いていただきます。
本堂の下を通っているからでしょう、暗くて、天井が低くなっており、
トンネルのようなところをくぐり抜けると、観音様の足元でした。
見上げると巨大な観音様のお姿。
長蛇の列なので、感慨にふけっている場合ではなく、お御足を少し触って
お参りを終えました。
鎌倉の長谷寺に較べると、ちょっとあっけなかったです^^;

奈良 長谷寺 本尊特別拝観3


長谷寺のご本尊の十一面観世音菩薩は、全国の長谷寺の根本像です。
高さ10.18m、室町時代作の重要文化財。
右手に錫杖と数珠、左手に水瓶蓮華を持ち、大盤石(だいばんじゃく)の台座に立つ、
「長谷寺式」と呼ばれるスタイルです。
神亀4年(727)徳道上人が十一面観音をお祀りして長谷寺は観音信仰のお寺になりました。

御朱印をいただきました。

奈良 長谷寺 御朱印


豊山(ぶさん)長谷寺の本堂(外陣)です。

奈良 長谷寺 本堂


舞台造りになっています。
本堂は国宝。慶安3年(1650)徳川家光の寄進です。

奈良 長谷寺 本堂2


眺めがいいです。

奈良 長谷寺 本堂3


ズーム撮影ですが、離れたところに五重塔が見えます。

奈良 長谷寺 本堂4


大黒堂

奈良 長谷寺 大黒堂


打ち出の小槌と福袋が奉納されていて、お参りすると、たくさんの幸運と富が
舞い込んできそうです(*^_^*)

弘法大師御影堂

奈良 長谷寺 弘法大師御影堂


本長谷寺(もとはせでら)と五重塔

奈良 長谷寺 本長谷寺と五重塔


天武天皇の勅願により道明上人がここに精舎を造営したことから
本長谷寺と呼ばれています。

本坊(重要文化財)

奈良 長谷寺 本坊


天皇皇后両陛下をはじめ、皇室の方々お手植えの松がずらりと並びます。

こちらから見た本堂も素晴らしい!

奈良 長谷寺 本坊2


しかし、本坊には意外な撮影スポットがありました。

玄関から見えるモミジです。

奈良 長谷寺 本坊のモミジ


猩々野村(しょうじょうのむら)という紫葉の品種なんだそうですが、
板廊下に映った赤も鮮やかです。
粋ですね!

帰り道、門前町でお土産をたくさん買ってしまいました。
重いものばかり・・・^^;

奈良 長谷寺 おみやげ


臨時停車する急行に乗りたくて、これを持って駅までの登り階段を急いで上がったら
かなりきつかったです^^;


奈良 長谷寺 牡丹2



奈良 長谷寺 牡丹3



奈良 長谷寺 牡丹4



奈良 長谷寺 牡丹5


西国三十三所、奈良エリアもクリア、残るは天橋立遠征で2ヶ寺、そして結願の
岐阜県にある華厳寺となりました。
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