一目千本、吉野の満開の桜と素敵な御朱印帳 𠮷水神社(1)
黒門(金峯山寺総門)

吉野一山の総門で、昔は公家大名も槍を伏せ、馬を降りて通行したという
格式を誇っていたそうです。
托鉢僧がいらっしゃいました。
銅の鳥居(重文)

発心門とも呼ばれ、ここで修行の道に入ることを決心します。
浄土への入り口でもあるそうですが、神仏習合ですね。
金峯山寺 仁王門(国宝)

国宝仁王門大修理勧進ということで、金峯山寺蔵王堂の金剛蔵王大権現(重文)が
ご開帳になっています。
平成24年から10年間、毎年一定期間に勧進ご開帳になるそうで、
この春のご開帳は5月7日までです。
今回の私の観桜吉野散策ですが、このご開帳も目的であるのですが、
ある事情のため、とりあえずここはスルーします。
そして目指したのは𠮷水(よしみず)神社。
(「𠮷」の字は上が「土」の「環境依存文字」ですね。)

世界遺産 𠮷水神社
豊臣秀吉、徳川家康 豪華花見の会場
一目千本(ひとめせんぼん) 素晴らしい景色
豊太閤愛用「金屏風」
名宝特別公開中・・・とあります。

鳥居を入ったところの民家の脇から、金峯山寺の絶景が見えたりします。
山門(?)

𠮷水神社は元は𠮷水院(よしみずいん)といって、修験宗の僧坊でした。
ですからここは山門にあたるところなのでしょう。
近くには全国の勝手神社の総本山の勝手神社があり、
吉野八社明神の一つとして大峰山参詣の山伏修験者の「行場の一つ」であったものが、
平成13年の不審火で焼失、現在はこの𠮷水神社に遷座されています。

現在の勝手神社

義経と別れた静御前が追手に捕えられ、勝手神社の境内で、
請われて舞いを舞ったといわれています。
吉水神社の境内に入り、まず目を奪われるのが「一目千本」といわれる
桜の絶景です!



淡い桜色がたなびく霞のようにも見え、息を呑む美しさ。
絶好のお天気に、これがおそらく満開状態の桜です。
秀吉が五千人のお供を引き連れ、𠮷水神社を本陣として
宴を催しました。
本殿

後醍醐天皇をご祭神とし、忠臣であった楠木正成、𠮷水院宗伸法印が
合祀されています。
𠮷水院庭園(名勝)

秀吉が吉野の大花見をした時に、秀吉自ら基本設計を行った庭園で、
神仙思想に基づく鶴亀蓬莱の庭になっています。
弁慶の力釘(ちからくぎ)

弁慶が力試しに2本の釘を親指で石に押し込んだもの、と伝わります。

秀吉が花見の時に、「力をもらいたい・・・力を!」と言って触れたといいます。
金峯山寺をスルーした理由は・・・

この𠮷水神社の御朱印帳!
下調べしていたら、このいかにも吉野らしい御朱印帳のデザインに惹かれてしまい、
吉野は吉野山全域がひとつの聖域であろう、と、神社もお寺も一緒でいいかな、という
自分ルールでこの御朱印帳で回ることに(*^^*)
サイズが2種類あります。

そして御朱印ですが、勝手神社の再建支援ということもあるのでしょう、
現在は𠮷水神社と勝手神社の二社印で頂くことになっています。

多忙の御朱印所ですが、御朱印の書き手は3名で、宮司さんも授与されていました。
あらかじめ御朱印の入った御朱印帳をいただいたので
列に並ぶ必要がありませんでした。
「本日早朝に書かれたものです」と、いただきましたが、こちらの御朱印は、
宮司によるものではないかと推察します。
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吉野一山の総門で、昔は公家大名も槍を伏せ、馬を降りて通行したという
格式を誇っていたそうです。
托鉢僧がいらっしゃいました。
銅の鳥居(重文)

発心門とも呼ばれ、ここで修行の道に入ることを決心します。
浄土への入り口でもあるそうですが、神仏習合ですね。
金峯山寺 仁王門(国宝)

国宝仁王門大修理勧進ということで、金峯山寺蔵王堂の金剛蔵王大権現(重文)が
ご開帳になっています。
平成24年から10年間、毎年一定期間に勧進ご開帳になるそうで、
この春のご開帳は5月7日までです。
今回の私の観桜吉野散策ですが、このご開帳も目的であるのですが、
ある事情のため、とりあえずここはスルーします。
そして目指したのは𠮷水(よしみず)神社。
(「𠮷」の字は上が「土」の「環境依存文字」ですね。)

世界遺産 𠮷水神社
豊臣秀吉、徳川家康 豪華花見の会場
一目千本(ひとめせんぼん) 素晴らしい景色
豊太閤愛用「金屏風」
名宝特別公開中・・・とあります。

鳥居を入ったところの民家の脇から、金峯山寺の絶景が見えたりします。
山門(?)

𠮷水神社は元は𠮷水院(よしみずいん)といって、修験宗の僧坊でした。
ですからここは山門にあたるところなのでしょう。
近くには全国の勝手神社の総本山の勝手神社があり、
吉野八社明神の一つとして大峰山参詣の山伏修験者の「行場の一つ」であったものが、
平成13年の不審火で焼失、現在はこの𠮷水神社に遷座されています。

現在の勝手神社

義経と別れた静御前が追手に捕えられ、勝手神社の境内で、
請われて舞いを舞ったといわれています。
吉水神社の境内に入り、まず目を奪われるのが「一目千本」といわれる
桜の絶景です!



淡い桜色がたなびく霞のようにも見え、息を呑む美しさ。
絶好のお天気に、これがおそらく満開状態の桜です。
秀吉が五千人のお供を引き連れ、𠮷水神社を本陣として
宴を催しました。
本殿

後醍醐天皇をご祭神とし、忠臣であった楠木正成、𠮷水院宗伸法印が
合祀されています。
𠮷水院庭園(名勝)

秀吉が吉野の大花見をした時に、秀吉自ら基本設計を行った庭園で、
神仙思想に基づく鶴亀蓬莱の庭になっています。
弁慶の力釘(ちからくぎ)

弁慶が力試しに2本の釘を親指で石に押し込んだもの、と伝わります。

秀吉が花見の時に、「力をもらいたい・・・力を!」と言って触れたといいます。
金峯山寺をスルーした理由は・・・

この𠮷水神社の御朱印帳!
下調べしていたら、このいかにも吉野らしい御朱印帳のデザインに惹かれてしまい、
吉野は吉野山全域がひとつの聖域であろう、と、神社もお寺も一緒でいいかな、という
自分ルールでこの御朱印帳で回ることに(*^^*)
サイズが2種類あります。

そして御朱印ですが、勝手神社の再建支援ということもあるのでしょう、
現在は𠮷水神社と勝手神社の二社印で頂くことになっています。


多忙の御朱印所ですが、御朱印の書き手は3名で、宮司さんも授与されていました。
あらかじめ御朱印の入った御朱印帳をいただいたので
列に並ぶ必要がありませんでした。
「本日早朝に書かれたものです」と、いただきましたが、こちらの御朱印は、
宮司によるものではないかと推察します。
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